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週末だけのグローバル投資コラム

米国の分断と世界の混乱 (33)岸田有利だが、高市が支持を伸ばすほど河野にも勝ち目が出る

自民党の総裁選は混沌としてきました。

まず「河野氏がこのまま独走とはならない」という、私の予想は当たっています。

河野氏+石破氏+小泉進次郎氏=7割の支持、とはなりません。

なぜなら河野氏は田中真紀子氏や石破氏と同じ「親中派スター」ポジションであり、
実際の人気とは異なるからです。

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それでも党員党友票は現在わかっているだけで

河野 4割+
岸田 3割-
高市 2割+

となっており、すでに投票済みの人もいるため大きな動きはないでしょう。

ということは決選投票にもつれ込む可能性が高く、
私の予想「高市氏一発過半数」はかなり厳しくなったと言えます。

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議員票は現在わかっているだけで

河野 2割+
岸田 3割-
高市 2割-

となっています。

もし決選投票に岸田氏が残れば、ほぼ当選確実でしょう。

高市氏が落ちれば岸田氏に投票しますし、
河野氏が落ちれば岸田氏に投票するのでいずれにしても圧勝です。

岸田氏は党員党友票で2位、議員票で1位なので残れないとは考えにくく、
現状では圧倒的に有利です。

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問題は高市氏が急速に支持を伸ばして2位に滑り込み、河野氏との決選になった場合。

高市氏は唯一の保守候補なので、確率は低くても「ありえない」とは言い切れません。

このときは僅差で落ちてしまった岸田票が、どちらに行くかわかりません。

この場合は高市氏に勝ち目が出てくるのですが、
面白いことに河野氏が勝つのもこのパターン意外には考えにくいのです。

つまり高市氏がここから支持を伸ばすほど、
同時に河野氏にも勝ち目が出てくるということです。

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今回の総裁選では
「投票用紙が2万円で売られていた」というニュースが話題になりました。

だから不正が行われていると言いたいのではありません。

しかし米国大統領選挙を見た後ですから、
これまで気にならなかったことが気になってしまいます。

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- その投票用紙は誰がどこで印刷しているのか?

- 何枚印刷されてどこに流通したかを確認する手段はあるのか?

- 複製や横流しに対する防止策はあるのか?

- 誰が回収し、誰が集計し、誰が報告するのか?
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ましてや総裁選は公職選挙法の埒外なので、
「何でもアリ」ではないかと勘ぐってしまいます。

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実質的に日本の首相を決める選挙でありながら、
今までそのような疑問を抱いたことはありませんでした。

しかし米国の例を見てもわかるように、
選挙の正当性が疑われた時点で民主主義は危機に陥っているのです。

アナログ・デジタル両方を活用した不正選挙防止策が待たれます。

(終)

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2021年09月24日17:32
気になるチャート20210924
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2021年09月22日22:50
【週末だけのグローバル投資】ブルベア(レバレッジ)投信が規制されるのは「危険だから」よりも「揉み合うだけで減ってゆくから」
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2021年09月21日13:04
【週末だけのグローバル投資】株価が急反発してもなかなか損失が消えない理由(X割上げ下げするとXの2乗%損をする)
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2021年09月18日08:00
【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (32)米軍トップが中国と内通?救国の英雄か反逆者か
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