ロシアがあらためてアメリカとの協議を拒否
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ロシアがあらためてアメリカとの協議を拒否」です。
⇒その理由は……:
─今、米欧の統治エリートたちが常に考えていること。
それは一つしかありません。
─ヴォラティリティを何としてでも維持することです。
なぜならばこのままでは「デフレ縮小化」が加速するからです。
─「まさか」と思うかもしれません。
しかしこれは現実なのです。
─いや「現在進行形」というべき事柄です。
全てがそれを基準にして動いているからです。
─外交はとりわけそうです。
「そうである」とは表向き語られないだけです。
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米露間の緊張が高まっています。
ウクライナを巡る争奪戦が理由となっています。
とりわけロシアはこの点での話し合いをアメリカと行うことを拒否しました。
これは大きな展開です。
話し合いが行われてこそ、「大団円」があり得るからです。
「断絶」へと向かうことはそれとは逆方向なのです。
しかしその結果、世界は乱高下し始めます。
ヴォラティリティが創出されるのです。
世間ではこれを「不安定化」と呼びます。
もっとも「こうなること」こそが本当の目的であればどうなのか。
メタ次元で世界を俯瞰することが喫緊の課題になっています。