「マーケティング」顧客を満足させる方法
2019/01/27
以前、私が60万円という高額な金額を
貢いでしまった女性の話をしたのは、
覚えておりますでしょうか。
実は、この話には続きがあるのです。
ちょうど10ヶ月ほど前の話なので、
覚えていない方や読んでない方のために、
少し振り返ったところから話をします。
時は、2012年1月。
“貢いだ”という表現が適切かどうかはさておき、
私はその女性に惚れ惚れしていました。
彼女は某旅行代理店に勤めていらっしゃる方だったのですが、
私は彼女に会いに行くべく足繁く店舗へ通っていました。
もちろん、旅行の手配をしてもらいに通っていたのですが、
もう、その彼女の対応にとても惚れ惚れしてたのです。
私は心の中で、
「他社に依頼するなんて有り得ない、
この代理店のこの人に頼みたい！」
そんな風に思っていたのでした。
何がそこまでそう思わせたのかと言うと、
仕事としては、お客様の希望通りに
チケットを手配していけば良いのですが・・・
その女性は機械的に旅行を手配するのではなく、
まるで友達のように親身になって相談にのってくれ、
更に、夢と希望を叶えてくれる存在であると、
私に思わせるほど、顧客への「愛」がその人には
あったのです。
なので旅行を終えると、
たいてい感謝を伝えに行っていたのですが、、
先日、ついに悲しいことが起きました・・・
久しぶりにチケットを手配してもらいに
向かったのですが、その女性はいなくなっていたのです。
他の社員の方に聞いてみると、
今は営業所勤務ではなく、
本社の企画部門に栄転したのだとか。
やはり、人の心を掴むことの
できる人は違うのですね。
きっと、あの女性は、お客様からも
社内からも高評価を得ていたのでしょう。
世界No.1マーケティングコンサルタントの
ジェイ・エイブラハムも、卓越の戦略の説明で、
お客様にとって、なくてはならない存在に
なるためには、リーダーシップを発揮し、
お客様を良い方向に導いて、
守ってあげる必要があると言っています。
まさに、あの女性は、
ジェイの言う卓越の戦略ができていたのですね！
つまり、お客様から、あなたがいないと
困るという存在になれるかなれないかが、
企業の売上や、営業成績に関わるだけでなく、
昇進にも影響してくるのだと思います。
「あなたはお客様や社内から、
なくてはならない存在かどうか」
私も、これを意識して来週からも
仕事に励んでいこうと思います。