「マーケティング」顧客との信頼関係を築くことも売上げ増加につながる。
2019/01/26
本日は、顧客と信頼関係を築き、
新しい視点を与えることで
売上増加に繋がるお話です。
■音楽中毒。
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個人的な話をすると、
中毒レベルで、音楽鑑賞が好きです。
手元に携帯音楽プレーヤーが無ければ
不安で仕方がない。
CDショップなどを見つけたら、
1~2時間は余裕で滞在できます。
聴く音楽のジャンルも多岐に渡ります。
邦楽、洋楽、歌謡曲、ロック、パンク、
オルタナティブ、ミクスチャー、HIP-HOP、レゲエ、
Jazz、テクノ、ハウス、アンビエント、ダブステップ、
ドリルンベース、ポストロック、エレクトロニカ・・・・
キリがありませんが、ポップから実験的な音楽、
果ては民族音楽に至るまで、幅広く聴くきます。
・・・・・とは言え、
もともとここまで音楽が好きだった訳ではありません。
昔は、流行を追いかけて、
オリコンチャートで人気の歌手の曲だけを聴く、
というような聴き方をしていました。
好きな曲だけを聴く、
というスタイルです。
そんな私が音楽を好きになったきっかけは、
ある音楽マニアの友人でした。
ある時、友人が、
私にあるアドバイスをくれました。
「曲だけを聴くんじゃなくて、
アルバムそのものを、1つの作品として聴くべきだ。」
これを聞いてから、
私の音楽に対する考え方が変わりました。
アルバムの一曲目のイントロから、最期の曲のアウトロまで、
全てを漏らさずに聴くようになり、
これまで聴き飽きていた曲に対するイメージすらも
ガラっと変わりました。
曲だけではなく、そのアルバムで
アーティストが何を表現したかったのか、というような
制作背景まで含んだ評価をするようになったのです。
また、こんなこともありました。
音楽の違法ダウンロードが議論されている際に、
音楽マニアの友人はこう言っていました。
「本当に音楽が好きでアーティストを尊敬しているのであれば、
その誠意を、新品のアルバムを買う事でアーティストに示すべきだ。」
それ以降私は、本当に好きなアーティストのアルバムは、
中古ショップでは買わずに、新品を注文するようになりました。
■アドバイザーが与えうる新しい視点
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ビジネスに置き換えて例えるなら、私は顧客です。
そしてこの音楽マニアの友人は、販売者です。
音楽は商品としましょう。
それまで商品に対して特に思い入れの無かった顧客が、
再度商品に対して興味を持つようになったのは、
販売者のアドバイスがあったからです。
そして、顧客がこのアドバイスを
受け入れることが出来たのは、
販売者と顧客の間に、信頼関係という確かな礎が
築きあげられていたからでした。
逆に言うと、どんなに良いアドバイスをしようとしても、
顧客と販売者の間に信頼関係が無ければ意味は無いでしょう。
販売者と顧客という立場を超えた信頼関係の構築が、
売上げ増加にもつながり成功するビジネスの第一歩かもしれません。
真に顧客の事を理解できる人こそが、
世の中に価値を提供し続けることが出来るのだと思います。