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マーケティング 販売方法

「マーケティング」 顧客との会話から顧客ニーズをつかみ取る心得。

2019/01/26

本日は、顧客との会話から
顧客ニーズをつかみ取る心得をお話します。

皆さんは毎日どんな洗顔料で
顔を洗っていますか?

石鹸、クリーム、粉・・・
巷には色々な洗顔フォームが売られています。

先日、洗顔料を買いに行った時のお話から、
顧客心理のお話となります。

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泡立てるのが面倒とは言えない
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私がこれまで使っていた洗顔料は
「粉」タイプのもの。

毎日洗顔をする時には洗顔料を手に取り、
時間をかけて泡立ててから
顔を洗っていました。

ですが仕事柄、

毎日ゆっくりお風呂に入る時間が
あるわけではありません。

家に着いたら
とにかく化粧を落として寝る。

そんな日も珍しくありません。

そんな中、私の中にずっとくすぶっていた
ある感情がありました。

それは、

『洗顔料を泡立てるのが面倒くさい』

ホントは1秒でも早く寝たいのに、
肌のことを考えると、洗顔はさぼれない

何とかもっと手間をかけずに
洗顔できないものかと日々考えていたのです。

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顧客は真実を語らない
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先日私が新しい洗顔料を買いに行った際に
購入の基準にしていたもの。

それは、

[1]手間がかからない

[2]前の洗顔料よりも汚れがよく落ちる

[3]洗った後の乾燥が防げる

しかし私が販売員に伝えたのは
[2]と[3]だけでした。

だって洗顔料を泡立てるのが
面倒だなんて言いづらいですから。

女性なのに面倒だなんてと
思われるのも恥ずかしい。

そんな思いから本当の理由を言えずにいました。

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会話の中から真の顧客ニーズをつかみ取る
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しかし実際に販売員が私に勧めてくれたのは、
容器をプッシュするだけで
泡となって出てくる洗顔料。

ではなぜ[2]と[3]しか伝えなかった私に
販売員は[1]を叶える商品を進めてくれたのでしょうか。

気になって聞いてみると、
鍵は購入前の会話の中にあったのです。

会話の中で私は、

・仕事が忙しくてゆっくりお風呂に入っていられない
・夜はへとへと
・時には化粧をしたまま寝てしまうことも

そんなことを話していました。

その会話から販売員は

私の本当のニーズ = 手間をかけずに顔を洗いたい
を読み取り、商品を進めてくれたというのです。

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真の顧客ニーズとなる感情に訴えかける
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営業の神様、
ブライアン・トレーシーは言います。

「顧客はあなたに真実を語りません。
顧客は本当のことを話してくれません。
顧客は自分の心の問題を隠したがります。

しかしこの心の問題が、
セールスの成否を握っています。

ですからセールスパーソンの仕事は
顧客の本当の心の問題は何かを理解することにあるのです。」

ブライアンによれば、

トップ10%のセールスパーソンは、
顧客にとって決定打となる感情に
必ず訴えかけていると言います。

それこそ私が、
販売員の勧めてくれた洗顔料を見て

『そうそう、
もっと楽ができる洗顔料がほしかったんだよね!』

と感じたように。

あなたは物を売る時、

「この商品にはこんな良いところがあるんです」

「この商品の他社にはない特徴はここです」

とお客様の声を聞かずに
ただただ自社商品のメリットばかり
押しつけてはいないでしょうか?

あなたが目の前にしているお客様は、
どんな感情に訴えかけられたいと
思っているでしょうか?

まずは会話の中から、
お客様の真のニーズを探って頂ければと
思います。

あなたが思ってもいなかったような感情が、
お客様の中にはあるかもしれませんよ。

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