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原田武夫のマーケット国内外情勢

円高が一時、1ドル=113円台まで進む展開

これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる

⇒“今日の焦点”はズバリ:

「円高が一時、1ドル=113円台まで進む展開」です。

 

⇒その理由は……:

─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。

─すなわち、一方的に動くことはあり得ないのです。
大事なことは双方向にぶれるのが常態だということなのです。

─しかし、悲しいかな、私たちはそうは思いません。
特に騰がると「今後も騰がる」と考えてしまいがちなのです。

─その結果、崩落の渦に巻き込まれます。
全てをそこで失ってしまうのです。

─したがって大事なことはただ一つ、です。
「上げは下げのため」であり、「下げは上げのため」なのです。

 

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円高がやや進んでいます。

1ドル=113円台にまでなっています。

一時は「1ドル=120円台も秒読み」と語られていたのです。

それが全くもって逆行しています。

こうした状況の中で大事なこと。

それは「上げ」は「下げ」という潜象を伴っているということなのです。

すなわち「円高」は「円安」に向けたサインでもある。

そのことを読み取ることが出来るかどうか。

そこにかかっているのです。

そしてある段階で現状と未来が閾値で交錯し、転換します。

一体それが何時なのか?

見当がつくか否か。

そうした「センス」を持ち合わせるか否か。

そこに・・・全てがかかっています。

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