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原田武夫のマーケット国内外情勢

東芝、グループ株の売却検討

これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる

⇒“今日の焦点”はズバリ:

「東芝、グループ株の売却検討」です。

 

⇒その理由は……:

─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして自然(じねん)から宇宙空間までをも律する原則です。

─「復元力の原則」といいます。
あるいはルシャトリエの原理とも専門家は呼んでいます。

─小難しいことではないのです。
「未来永劫の繁栄はない」ということなのです。

─そのことを踏まえなければなりません。
さもないと、必ず崩落の渦に巻き込まれます。

─したがって「寄らば大樹の陰」ではありえないのです。
常に「大樹」であり続けるものはこの世に存在はしないのですから。

 

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我が国を代表する企業「東芝」が苦境に陥っています。

遂に自らの「身体」を切り刻み始めています。

膨大な国富が失われ始めています。

ハゲタカたちが世界中から寄ってきています。

そもそも「腐臭」はしていたはずなのです。

円熟・爛熟の次は腐敗だからです。

ところがそれに気づかなかった。

エイジングが全て良きものと考えていたのです、多くの者たちが。

その結果、朽ちてしまったのです、「東芝」は。

決して他人事ではありません。

はっきりと申し上げましょう。

今後、我が国の大企業は「連鎖倒産」して行きます。

その前に最後の輝きが株価急騰で見られます。

しかしその後、全く持たなくなり、暴落するのです。

無論、我が国という「国家」もろとも、です。

ただし・・・「下げは上げのため」でもある。

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