米国の分断と世界の混乱 (61)ロシアは巨大なカルト国家(橘玲氏)。しかしどの国も違う意味で病んでいる
ほぼ同じ内容の動画はこちら ↓↓↓
2022年04月08日20:50
投資戦略動画(公開用)20220408(28分)
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281171.html
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【公開用アップデート概略】
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1. やはりウクライナは終戦近し
2. 根底にはメディアや米民主党への不信感
3. ロシアは巨大な「カルト国家」(橘玲氏)
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関連リンク
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2022年04月06日22:05
パフォーマンス 2022年03月
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281142.html
ウクライナ戦況マップ2
https://liveuamap.com/
ウクライナ戦況マップ3
https://twitter.com/TheStudyofWar/status/1507152851214254085?cxt=HHwWioC-7Y3iveopAAAA
In the fight against Putin, Senate unanimously approves measure that once helped beat Hitler
The Senate revived Lend-Lease, a World War II-era measure that allowed the U.S. to quickly resupply Allies in the fight against Nazi Germany.
04/06/2022 11:03 PM EDT
https://www.politico.com/news/2022/04/06/senate-unanimously-approves-lend-lease-00023668
コロナ・ワクチンを忌避する人とロシア支持する人との相関が示唆される──カナダの調査
2022年4月5日(火)17時59分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98445.php
国連、即時行動なければ「解体を」 ウクライナ大統領、安保理で訴え
2022年4月6日 9:55
https://www.afpbb.com/articles/-/3398871
2022年4月7日
ウクライナ侵攻の背景にあるプーチンの「ロシア・ファシズム」思想。
ロシアは巨大な「カルト国家」だった
橘玲の日々刻々】
https://diamond.jp/articles/-/301162
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【1. やはりウクライナは終戦近し】
やはりウクライナでの戦闘は終わりそうです。
戦局マップを見るとロシア軍はウクライナ北部から一気に撤退。
支配領域がほぼ半減しました。
ハリコフやヘルソンもじきにウクライナが奪回するでしょう。
ロシア軍はマリウポリでは粘るでしょうが、
近いうちに勝利宣言して元の支配地域に戻ると考えます。
【2. 根底にはメディアや米民主党への不信感】
少し横道にそれますが、「ロシア擁護は反ワクチン」という記事が出ました。
カナダでの世論調査で
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Q1「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は正当化されるか」
Q2「ロシア軍はウクライナで戦争犯罪を行っていると思うか」
Q3「国内での物価上昇や経済の成長減速につながるとしても、
カナダはロシアにより厳しい制裁を科すべきか」
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のいずれに対しても、ワクチン接種しなかった人々のほうがロシアに対して
好意的な回答をしたというのです。
しかし、これはいつもの分断工作に見えます。
というのもマスメディアや自称リベラルが「陰謀論」で切り捨てる説が、
後から真実であったことが多いからです。
以下のことを知っていると、「何かの企みに乗せられているのでは?」
と疑ってしまいます。
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- バイデン氏息子はウクライナや中国で大儲け
- ジョーバイデン氏はその汚職調査を進めたウクライナの検事総長をクビにした
- ハンターラップトップと呼ばれるPCから、
それらの疑惑が本物であると左派メディアが追及を始めた。←選挙中は無視していたくせに
- 2014年マイダン暴力革命を起こしたヌーランド氏が昨年から政権に復帰
- バイデン氏はウクライナを助けないと繰り返す
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ワクチンもそうで、最初は「2回で済む」と言っていたのに後から
「それでは意味がない。4回射て」と言い出します。
これらはまるっきり、詐欺師の手口なのです。
しかしこれらを指摘すると「反ワクテロリスト!」と言われてしまいます。
ロシアは本性むき出しの全体主義者ですが、
現ウクライナ政府も「本性がバレる前の全体主義者」に見えます。
米民主党やマスメディアは、
相手の話を聞かず恐怖煽り・対立煽りしかしない全体主義者です。
それに対して保守派は、軌道修正できるだけ多少マシと言えるでしょう。
愛国者だから良いリーダーとは限らりませんが、ミスしても許される傾向があります。
それにしても米国は、ますます寛容さを失っているようです。
ウィル・スミス氏がクリス・ロック氏を平手打ちしたあと、
ロック氏は「非言語性学習障害」であることを発表。
それに対してスミス氏は「注意欠陥多動性障害(ADHD)」であることを発表。
これをネットでは「ポリコレカードバトル」と称しています。
不用意なことをしても、障害や病気であることを宣言すればそれ以上は
責められないということのようです。
現に米国では、SNSに「ADHD」のタグをつけておくと、
不用意な発言をしても大目に見られるとのこと。
その他障害や「うつ」などでも可だそうです。
さらに国では覚醒剤アンフェタミンを含むADHD薬アデロールが、
学業や業績向上のため服用されているとのこと。
寛容さを失った社会の中で、米国は次第に病み始めているのかもしれません。
【3. ロシアは巨大な「カルト国家」(橘玲氏)】
ロシアもまた、おかしな方向に突っ走っています。
これに関しては橘玲氏が面白い記事を書いていました。
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歴史家ティモシー・スナイダー氏によれば、
プーチンが行なっているのは歴史の改竄と国民の洗脳。
そこから必然的に「自由なき世界(Unfreedom)」が到来すると予見したそうです。
ロシアを理解するうえでもっとも重要な思想家はイヴァン・イリイン。
唱えたのは「永遠に無垢なるロシア」という夢物語。
邪悪な革命政権(ソ連)を打倒しロシアが「聖性」と取り戻したとき、
世界は神聖なものとして救済される。
ロシアはファシズムから世界を救うのではなく、ファシズムによって世界を救う。
これは一種のキリスト教(ロシア正教)ファシズムである。
ソ連の教育は第二次世界大戦(大祖国戦争)を歴史の最高到達点として
過去の偉業を振り返るように指導するものに変わった。
3思潮が合流し「ロシア・ファシズム」が誕生。
- イリインのキリスト教(ロシア正教)全体主義
- グミリョフのユーラシア主義
- ドゥーギンの「ユーラシア的」ナチズム
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橘氏は「スナイダーが正しいとすれば、
ロシアは巨大なカルト国家ということになる」と評しています。
私も全く同意見ですが、同じことをウクライナや中国・韓国・北朝鮮にも感じます。
そして「抵抗しなければ乱暴されない」と考える日本も、
別の意味で病んでいるのでしょう。
実は「カルトでない国家」のほうが少なく、
みんな病み方が違うだけではないかと思うのです。
(終)
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参考のためワイルドインベスターズ投資ブログをご覧ください。
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2022年04月08日20:50
投資戦略動画(公開用)20220408
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281171.html
2022年04月06日22:05
パフォーマンス 2022年03月
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281142.html
2022年04月02日08:00
【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (60)ウクライナ戦闘、終了近し。しかし再ブロック化でインフレ続く
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281079.html
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