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週末だけのグローバル投資コラム

米国の分断と世界の混乱 (51)嘘と暴力で政権を覆す手口

緊迫しているかのように見えるウクライナ情勢ですが、
「ロシアが戦争始めるぞ!」と煽っているのは米英だけ。

ウクライナ政府は「不安を煽るな!キエフはロスアンゼルスよりも安全だ!」
と怒っています。

天然ガスを握られ、連立政権に親露の「みどりの党」が入っているドイツは
特にやる気がありません。

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「そろそろ北京冬季五輪なので戦争は起きない」という人もいます。

しかし事実は全く逆で、
過去2回連続で反米国家の五輪開催時に戦争は起きているのです。

2008年8月の北京夏季五輪開催時はロシア・グルジア戦争(南オセチア紛争)。

その結果グルジアは、南オセチアとアブハジアを失いました。

2014年2月のソチ冬季五輪開催時はウクライナ騒乱。

ウクライナはロシアにクリミア半島を奪われました。

ともに「米国の威光を笠に来てロシアを挑発し、領土を奪われた例」です。

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米国で注目すべきはヌーランド国務次官です。

彼女はオバマ時代の2013年9月から2017年1月まで、
国務次官補(ヨーロッパ・ユーラシア担当)でした。

そして昨年5月から国務次官(政治担当)となっています

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彼女は2014年ウクライナ騒乱の仕掛け人です。

当時共和党議員に

「ネオナチを利用して選挙で選ばれたウクライナ大統領を追い出したのではないか。

警官の集団に火炎瓶を投げつけたり、警察の隊列に発砲している人を見たぞ 」

と問い詰められました。

彼女は明確な答えを出せず
「非常に醜い色を含む、さまざまな色のウクライナが関与していた」
と渋々認めています(USA News2014年5月9日)

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9 May, 2014 04:14
Nuland has tough time justifying US involvement in Ukraine
https://www.rt.com/news/157808-nuland-grilled-ukraine-costs/
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ヌーランド氏は親中反ロと言われています。

2014年ウクライナ騒乱では、米ロ対立を煽って中国をアシストしました。

南沙諸島埋め立てて、基地化することを容認しました。

当時は知られていませんでしたが、
ウイグル強制収容所が強化されたのもこの頃です。

さて今回、中国は裏で何をやっているのかと思います。

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バイデン政権がウクライナに絡むと、「ウクライナ疑惑」が思い出されます。

これはもともと、バイデン一家に対するもの。

ハンター・バイデン氏(次男)はウクライナや中国とのビジネスで荒稼ぎしてました。

ブリスマ社からは月収500万円。他の富豪からは約4億円。

その腐敗を調査しようとしたウクライナの検総長を、
バイデン副大統領(当時)が圧力をかけてクビにしています。

しかしその調査を依頼したトランプ大統領に対し、
職権乱用だと「ウクライナ疑惑」のレッテルを貼って米民主党が弾劾しました。

それはのちに上院で無罪評決されましたが、
これでトランプ氏は史上3人目の弾劾を受けた大統領とされました。

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このことはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)も報道しています。

オバマ政権はそれを懸念していたそうです。

しかし大統領選2020直前だったため、大手メディアやSNSはその記事を黙殺・削除。

そして今のバイデン政権に至るわけです。

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【社説】ハンター・バイデン氏のビジネス
ジョー・バイデン前副大統領の息子は父親の名声を私利目的で利用した
WSJ Opinion:
2020 年 10 月 16 日 13:46 JST 更新
https://jp.wsj.com/articles/SB11558895924352213554804587039422332772122
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嘘と暴力で政権を覆す、米民主党の手口は感心できません。

2014年ウクライナ騒乱ではネオナチなどの「ならず者」を使い、
選挙で選ばれたウクライナ政権を転覆させました。

右派セクターのムジチコ氏は特にひどかったです。

しかし彼は用済みで消されました。

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米民主党は同じことを、2020年の大統領選挙で行っています。

民主党地盤では暴行・略奪・放火を容認し、「警察解体!」をぶち上げました。

シアトルではならず者たちに市庁舎を占拠させ、それを許しました。

そのような行動をマスメディアは「平和的デモ」と擁護。

おかげで民主党州の治安は崩壊し、みな南部に逃げ始めています。

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米民主党は、やはり日本の民主党と同じ轍を踏んでいるようです。

そのためバイデン政権の支持率は下がるばかり。

リアル・クリア・ポリティクス(RCP)の調査でさえ、
トランプ氏が上回るようになりました。
https://www.realclearpolitics.com/

民主党議員29人は中間選挙に出馬せず、このまま逃亡します。

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ロシアゲートの虚偽供述により、
米民主党人脈のサスマン氏・ダンチェンコ氏が逮捕されました。

ワシントンポスト氏などは、過去の記事を削除したり訂正しています。

それでも他の米民主党やそのシンパは、
嘘や捏造をやり放題でも罰せられることはほとんどありません。

さらに別の嘘や捏造で、相手の罪をでっち上げて責め立てるのです。

日本で言えばモリカケ桜を繰り返しているのと同じ。

しかしそれを知った有権者は、二度と民主党には投票しなくなるのです。

(終)

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2022年01月28日18:00
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http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51280140.html

2022年01月22日08:00
【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (50)コロナは近いうちに終息すると予想
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51280054.html

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