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週末だけのグローバル投資コラム

ワクチンを射つべきか射たざるべきか。デルタ株流行で判断基準変更。中学生以上はmRNAワクチンを射つのがベター

6月に「mRNAワクチンを射つべきか射たざるべきか」というテーマで私の基準を示しました。

しかし8月に入るあたりから、デルタ株流行によってその戦略が変わったのでお知らせします。

ブログで読む場合はこちら ↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51277693.html

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これはあくまでも、現在のワクチン選択肢に対する私の判断基準です。

宗教・思想などの理由でワクチンを避けたい人々に接種を強要するものではありません。

また逆に、どうしても接種したい人々を思いとどまらせるためでもありません。

投資と同じく、最終的にはご自身の判断で決めてください。

これまでの判断基準はこちら

 ↓↓↓
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2021年06月24日20:30
【週末だけのグローバル投資】mRNAワクチンを射つべきか射たざるべきか。年齢と性別から見た目安
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51276888.html
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昨日、「mRNAワクチンにはさらに3つの副作用の可能性がある」とEUが発表しました。

その3つとは

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1. 多形性紅斑

2. 糸球体腎炎

3. ネフローゼ症候群
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のことです。

このようなことが半年以上経ち、多くの人々が接種してから発覚するので、ワクチン慎重派も多いわけですな。

ただし欧州医薬品庁(EMA)は「ワクチンによる利益はリスクを上回る」と強調しています。

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https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/eu-drugs-regulator-looking-new-possible-side-effects-mrna-vaccines-2021-08-11/
(DeepL翻訳)
EU、mRNA「COVID-19」の注射による新たな副作用の可能性を調査
2021年8月12日
午前2時53分(日本時間

まとめ
皮膚の発疹、2つの腎臓疾患をEMAが調査中
規制当局はファイザーとModernaにさらなるデータを要求

8月11日 ロイター] - ファイザー(PFE.N)とモデルナ(MRNA.O)のCOVID-19注射によるワクチン接種後に、
少数の人から報告された3つの新しい症状が、副作用の可能性があるかどうか評価するために研究されていると、
欧州の医薬品規制当局が水曜日に発表した。

多形性紅斑(アレルギー性皮膚反応の一種)、糸球体腎炎(腎臓の炎症)、
ネフローゼ症候群(尿中の蛋白質が大量に失われることを特徴とする腎障害)が、
欧州医薬品庁(EMA)の安全性委員会によって研究されているという。

欧州連合にCOVID-19ワクチンを供給している最大の企業であるファイザー社とモデナ社は、
ロイターのコメントを求めたところ、すぐには回答しませんでした。

EMAの発表によると、7月29日現在、欧州経済地域で投与されているモデルナ社のワクチン「スパイクバックス」は
4,350万本強で、これに対してファイザー社がドイツのバイオンテック社(22UAy.DE)と共同開発した「コミルナティ」は
3億3,000万本強となっている。

先月、EMAは非常に稀な心臓の炎症とmRNAワクチンの間に関連性がある可能性を発見した。
しかし、欧州の規制当局と世界保健機関は、これらのワクチンによる利益はリスクを上回ると強調しています。

(略)7月中旬にS&P 500指数(.SPX)に加わって以来、火曜日の終値までに75%以上上昇したModerna社の株式は、
水曜日には約16%下落して384ドルとなった。

バイオンテック社の米国上場株は14.4%、ファイザー社は4%近く下落した。
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August 12, 2021
2:53 AM JST
Last Updated 8 hours ago
Healthcare & Pharmaceuticals
EU looking into new possible side-effects of mRNA COVID-19 shots
Pushkala Aripaka

Summary
Skin rash, two kidney disorders being studied by EMA
Regulator requests more data from Pfizer, Moderna

Aug 11 (Reuters) - Three new conditions reported by a small number of people after vaccination with COVID-19 shots from Pfizer (PFE.N) and Moderna (MRNA.O) are being studied to assess if they may be possible side-effects, Europe's drugs regulator said on Wednesday.

Erythema multiforme, a form of allergic skin reaction; glomerulonephritis or kidney inflammation; and nephrotic syndrome, a renal disorder characterised by heavy urinary protein losses, are being studied by the safety committee of the European Medicines Agency (EMA), according to the regulator.

Pfizer, by far the biggest supplier of COVID-19 vaccines to the European Union, and Moderna did not immediately respond to Reuters requests for comment.

Just over 43.5 million doses of Moderna's vaccine, Spikevax, have been administered in the European Economic Area as of July 29, the EMA said, compared to more than 330 million doses of the Pfizer shot, Comirnaty, developed with Germany's BioNTech (22UAy.DE).

Last month, the EMA found a possible link between very rare heart inflammation and the mRNA vaccines. However, the European regulator and the World Health Organization have stressed that benefits from these vaccines outweigh any risks.

The watchdog did not give details on Wednesday on how many cases of the new conditions were recorded, but said it had requested more data from the companies. The EMA did not recommend changes to the labelling of the vaccines.

It disclosed the new assessments as part of routine updates to the safety section of all authorised vaccines' database and added menstrual disorders as a condition it was studying for vaccines, including those from AstraZeneca (AZN.L) and J&J (JNJ.N), after the EMA's update last week.

Moderna's shares, which have climbed more than 75% to Tuesday's close since mid-July when it joined the S&P 500 index (.SPX), fell about 16% to $384 on Wednesday.

BioNTech's U.S.-listed shares were down 14.4% and Pfizer nearly 4%.(略)
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またデルタ株に対しては、モデルナ製ワクチンの有効性がファイザー製を上回るとゴールドマン・サックス。

副効果もモデルナのほうが強いとされているので、十分あり得る話です。

これまでワクチンの製造者や製造法を気にすることはありませんでしたが、今後は

「ガッツリ免疫をつけたい人はモデルナ」

「副効果を抑えたい人はファイザー×バイオンテック」

なとど、選ぶ時代になるのかもしれません。

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モデルナ製ワクチンの有効性、ファイザー製を上回る−ゴールドマン
2021年8月11日 23:43 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-08-11/QXODRRT0G1KW01?srnd=cojp-v2
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米ゴールドマン・サックス・グループは米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、
効果の持続性に関する新たなデータを受けて需要が高まる可能性があると指摘した。

アナリストのサルビーン・リクター氏はリポートで、デルタ変異株の感染が広がる中で7月に実施された予備的研究によれば、
モデルナ製ワクチンよりも米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンの方が感染に対する有効性の低下度合いが大きかったと記した。

8月8日に発表された同研究の論文(査読前)によれば、モデルナ製ワクチンの有効性は76%に低下。

一方、ファイザー製では42%に下がった。ブレイクスルー感染(ワクチン接種後の感染)については、
モデルナ製ワクチンは感染リスクの抑制度合いがファイザー製の2倍に上った。

その上でリクター氏は、この研究に限界があることも指摘。モデルナ製とファイザー製のワクチン比較に関して
今後発表されるデータを注視していくと説明した。

そうしたデータが、2022年以降の需要を見通す上で支援材料になると記した。

(略)
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さて8月3日にお知らせしたように、私は7月末あたりから「デルタ株はヤバい」と認識を改めています。

そして予想通りECMO装着数は関東甲信越と全国で過去最多となり、7日移動平均の死者数も増加に転じました。

重症者はさらに増え続けており、医療を圧迫しています。

現場の人々が最大限の声で警戒を呼び掛けているのも、ごく当然と思います。

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2021年08月03日01:43
【週末だけのグローバル投資】ワクチン射って夏なのに重症者増加!デルタ株は要警戒。交差免疫が効かなくなったか?
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51277507.html
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しかし街中には、いまだに大勢の人々があふれています。

その理由は

「今まで大したことなかったから」

「すでにワクチンを射ったから」

「恐怖を煽って衛生用品や食品を売りつける手口が見え透いているから」

「効果のある薬をこき下ろして、効果のない薬を税金で買わせているように思えるから」

「テレビ局スタッフだって明け方まで飲み会をしているから」

など、様々でしょう。

実際にそのようなことが頻発したため、そう考えてしまう気持ちは良くわかります。

すでに信用を失った人々がいくら警鐘を鳴らしても、「狼少年のたわごと」にしか聞こえないのです。

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しかしこれまでの情報を総合すると、既存のワクチンはデルタ株に対して効力が薄いようなのです。

上記の記事によるとモデルナ製ワクチンの有効性は9割超から76%に低下。

ファイザー(×バイオンテック)製は9割超から42%に低下。

おそらくそれらのmRNAワクチンはまだマシで、英アストラゼネカ製ウイルスベクターワクチンも微妙かもしれません。

すると同じウイルスベクターワクチンの露スプートニク5も微妙ということになるでしょう。

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中国製の不活化ワクチンに至っては

「ワクチンを接種したとは認められない」

「米英製のワクチンを追加接種する」

という措置をとる国が増えています。

タイでは反政府デモが活発化し、「首相の辞任」と「(中国製ではなく米国製の)mRNAワクチン接種」が要求されています。

この点に関して言えば、米国製mRNAワクチンを確保した日本政府の「隠れたファインプレー」と思います。

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タイで中国製ワクチン効果に疑念説が広がる、保健省の内部メモ流出
2021年7月6日9:12 午前
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-thailand-idJPKCN2EC005
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[バンコク 5日 ロイター] -
タイの保健省が、国内の医療関係者に一般的に接種されている中国製ワクチンの効果に
疑念を持たれるのを避けるため、医療関係者に対する欧米製ワクチンのブースター(追加免疫)接種の見送りを
検討したことを示す内部メモが流出し、
医療専門家などの間で米ファイザー/独ビオンテック製ワクチンのブースター接種を求める声が高まっている。(略)
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そして米国南部では、重症化する子供が増えているようなのです。

これは今まで見られなかった現象で、日本も他人事ではありません。

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https://twitter.com/Cleavon_MD/status/1422308640015388680
(DeepL翻訳)
Cleavon MD 注射器
@Cleavon_MD
マーク・クライン博士は、ニューオーリンズ小児病院の医師長です。
「この数週間、どのICUでもベッドが空いていませんでした。
私たちを必要とするすべての子どもたちをケアする責任があるので、ダイバージョ ンを回避しました」

しかし、COVIDは病院のリソースを圧迫しています。
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@Cleavon_MD
Dr. Mark Kline Physician-in-Chief at Children's Hospital New Orleans: "We have not had an empty bed in any of our ICUs for weeks. We avoided going on diversion b/c of the responsibility we feel to take care of every child who needs us" but COVID is straining hospital resources
(略)
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「デルタ株に対するワクチンの効能が低下している」

「子供の重症化が増えている」

このように考えると「ワクチンを打つべき年齢」を引き下げなくてはならないと私は判断します。

前回は「30歳以上は射ったほうがベター。それ未満は射たなくても良い」と思っていました。

今では

「中学生以上は射ったほうが良い」

と考えを変えています。

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ただし小学生以下は微妙で、大人と同じワクチンを同じ量だけ射つことにはためらいがあります。

特に乳幼児にそれをやるのは怖いです。

しかしそれらの年代にも重症者や死者が増えてきたのなら、
親の責任において決断しなくてはならなくなる時が来るかもしれません。

そのような事態にならないことを祈ってはいますが、常に最悪を想定して準備しておきます。

(終)

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