自立する力。
2019/01/27
先日、Facebookのタイムラインに
「市場規模マップ」というものが流れてきました。
それは、様々な業界の市場規模を
ビジュアルなマップとして表示することによって、
業界規模と成長率が一目で分かると言うものです。
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市場規模や会社の売上なんて、どうでも良い
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就職活動をしている学生と話をする時、
何かと気にしているのが、
会社の市場規模や会社の売上。
説明会で飛び交う質問と言えば、
「市場が伸びるかどうか。」
「会社の売上がどうか。」
あとは、「仕事へのやりがい。」
など。
ベンチャー企業を希望し、
「バリバリ働いて、一日でも早く成長したいんです!」
そのようなことを言いながらも、
上記のような質問をしてくる・・・
そんな学生に、ぜひ勧めたいのが
「大手や公務員を目指すこと」
つまり、世に言う安定が約束されている
ような企業に勤めることを、オススメしたいです。
なぜなら、そのような質問をしてくる学生は、
【会社に依存する可能性が高い】からです。
伸びている市場で働くことは、
確かに重要なことですが、
市場を作り出すことも、
ベンチャー企業で働く醍醐味です。
また、会社の売上について、
売上が伸び悩んでいるのであれば、
むしろ逆です。
「チャンス」です。
経営陣は、日々売上を伸ばすために
何が必要か、どんなサービス、商品を
提供したら良いかを考えています。
だからこそ、あなたが主体的に
売上を伸ばすためのアイデアを出していけば
あなたのアイデアが採用される可能性は高くなります。
売上が安定し、経営がうまくいっていると
なかなか新しいことにチャレンジしようとしない
企業もあります。
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経済学も経営学も必要ない
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これもまた、極端な話で、
様々なご意見を頂くあるかもしれませんが、
「経済学、経営学を学んだこと」と
「良いビジネスマンになれる」ことは
同じではありません。
むしろ、全く関係ないと言えます。
学生の間、若い社員の間に、
絶対に身に着けておくべきことは、
「自らお金を生み出す経験」です。
何もないところから、
いかにして、お金を生み出すか。
喜んで、お金を払ってもらうことが出来る
商品・サービスを考え出せるかどうか。
その経験こそ、大学で学ぶこと以上のことを
学ぶことが出来ると言っても過言ではありません。
それが、ビジネスとして成り立たない
金額かもしれません。
たった数千円だけかもしれません。
それでも良いのです。
自分自身で無からお金を生み出したかどうか。
その経験を通して得た力があることによって、
本当の意味での自立ができます。
会社の看板に頼ること無く、商品・サービスに関係なく、
お金を生み出すことができるようになります。
購読者の中の、学生の方は、
ぜひ、学祭などで、出店をして、
商売を行うことにチャレンジしてみて下さい!
学生の子を持つ親御さんは、
ぜひ、お子さんにそのような挑戦をするよう
勧めてみて下さい。
お金の大切さ、お金に対する考えが
変わると思います。