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週末だけのグローバル投資コラム

米国の分断と世界の混乱 (60)ウクライナ戦闘、終了近し。しかし再ブロック化でインフレ続く

ほぼ同じ内容の動画はこちら ↓↓↓

2022年04月01日21:09
投資戦略動画(公開用)20220401(20分)
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281077.html

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【公開用アップデート概略】
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1. ウィル・スミス氏の平手打ちは善か悪か

2. ウクライナ戦闘、終了近し

3. しかし再ブロック化によるインフレは続く

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関連リンク
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「ウィル・スミス平手打ち」擁護に見る日米の差
妻の外見へのジョークに対する暴力は愛の証か
猿渡 由紀 : L.A.在住映画ジャーナリスト
2022/04/01 10:00
https://toyokeizai.net/articles/-/578496

2022年03月29日22:00
アメリカでウィル・スミスが批判されてる背景調べたら納得やった??
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/5909563.html

2022年4月 1日 (金)
『それを教えちゃマズイだろ!』第108号 ウクライナ侵攻は終戦近し。再ブロック化さらに加速でインフレ続く
http://wildinvestors.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-38f2dd.html

ウクライナ戦況マップ1
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=1B1PLMhbHmG1aJ2-QNxHY1TksI6HlNhqF&ll=49.114560072878405%2C33.01046627708457&z=6

ウクライナ戦況マップ2
https://liveuamap.com/

ウクライナ戦況マップ3
https://twitter.com/TheStudyofWar/status/1507152851214254085?cxt=HHwWioC-7Y3iveopAAAA

WTI原油先物
https://jp.investing.com/commodities/crude-oil-streaming-chart
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【1. ウィル・スミス氏の平手打ちは善か悪か】

アカデミー賞授賞式でウィル・スミス氏が司会のクリス・ロック氏を平手打ちしました。

スミス氏は「妻の外見を馬鹿にされ、愛から来た行動である」と説明。

それに対して日本では「妻を侮辱されたのだから仕方ない」「むしろ勇気ある行動」
という擁護も多かった気がします。

しかしその後「スミス氏も最初笑っていたし、
過去ハゲネタで笑っている。決して愛からではない」と批判が集まりました

どちらにも言い分はありますが、
一般論としては先に暴力を振るった方が悪者にされます。

そうしないと暴力が吹き荒れる世の中になるからです。

それでも事情を知っている人は、
「平手打ちしたくなる気持ちもわかる」と少しだけ同情します。

この話、今回のウクライナ侵略と非常に構図が似ています。

というのもオバマ・バイデン政権や親西欧政権は
ずっとロシア派を挑発・弾圧していました。

親西欧政権から見れば、ドネツク共和国・ルガンスク共和国は反乱軍だからです。

それでもネオナチと呼ばれるアゾフ連隊が「オデッサ虐殺」などを行い、
ロシア派に同情的な声もありました。

しかしロシアが軍事侵攻したことで、
親西欧政権が行ってきたことやロシア派への同情が吹き飛んだのです。

それでも事情を知っている人は、
「原因の一部はゼレンスキー大統領やバイデン政権にある」
と少しだけロシアに同情するのです。

誰かを悪人だと決めつけてぶった切ると、その瞬間は気持ち良いかもしれません。

しかしそれではさらに問題がこじれてしまいます。

双方の言い分を聞きつつ、国益を守りながら利害調整してゆくしかないのです。

しかしそれとは反対に、
善悪を勝手に決めつけて恐怖や対立を煽るのが自称リベラルやマスメディア。

彼らは混乱した状況を作ったり注目を集めるのが目的であって、
問題を解決する気はありません。

コロナが終われば温暖化で、
ウクライナが終わればまた別のネタで騒ぐ準備をしています。

そうでないと

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- ロシアゲートでっち上げ
- ハンターラップトップPCは本物認定された
- 不正選挙疑惑
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などに注目が集まってしまうからです。

彼らは「嘘がバレる前に次の嘘をつく」のが常態化していると言ってよいでしょう。

【2. ウクライナ戦闘、終了近し】

私はウクライナでの戦闘はもうすぐ終わると考えています。

というのもロシアにはもはや、継戦能力がないからです。

ロシア軍は首都キーウ包囲を緩め、チェルノブイリから撤退しました。

オデッサやノボロシア占領は夢と消えました。

あとはせいぜいマリウポリのアゾフ連隊を潰すぐらいでしょうか。

ロシアは南・東部で攻勢をさらに強めるでしょうが、それは停戦のための下準備。

「まだまだやれる」と見せつけないと、条件が不利になるからです。

西側諸国としては侵略したロシアに利益を与えるわけにはいきません。

しかしあまり追い詰めすぎて、核を撃たれても困ります。

落としどころは「名目的ウクライナ中立化」で、
実質的にポーランドや英国と同盟関係を続けることでしょうか。

これまで同様、東部やクリミア周辺では小競り合いが続くはずです。

それでも相場の材料としては「いったん終わり」であると私は考えます。

【3. しかし再ブロック化によるインフレは続く】

しかしたとえ停戦になっても、エネルギー価格はなかなか下がらないと考えます。

なぜなら以下のような条件が重なるからです。

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(1) 「再ブロック化」が進めば、
西側諸国はブルーチームか中立国からエネルギーを調達しなくてはならない

(2) しかし米民主党は中東その他から恨まれ、産油国が増産に応じない。

(3) またバイデン政権は脱炭素にこだわり、石油石炭への融資を制限している
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これらは弊社が予測したシナリオ通り。

サプライチェーン再構築によるインフレ圧力はどのみち不可避でした。

ウクライナ侵略でそれが一瞬加速しただけなのです。

仮に停戦してもエネルギー価格は大きくは下がらず、
脱炭素や気候変動の動きは有名無実化すると考えます。

(終)

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2022年04月01日21:09
投資戦略動画(公開用)20220401(20分)
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51281077.html

2022年03月26日08:00
【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (59)ロシア、米ソ冷戦と同じ理由で敗北か
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51280983.html

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