米国の分断と世界の混乱 (35)米国で強化される言論規制。それを嫌ってネット・リアルで大脱出が加速
米国では言論弾圧が加速しています。
フェイスブック(FB)の内部告発者フランシス・ホーゲン氏は、
「もっと情報を規制すべき」と議会証言しました。
しかし彼女はFB社内でハンターバイデン氏のラップトップPCを
大統領選で規制していました。
また明らかな米民主党支持者であり、
オバマ政権とつながる弁護士も支援しています。
米民主党の仕込みのような内部告発で、
彼らが望む「ビッグテックによる検閲」を強化したいのでしょう。
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さらにグーグルやユーチューブは、
気候変動を否定するクリエイターに収益を払わないと決定しました。
不正選挙→反ワクチン→反気候変動
と規制対象が拡大しているのです。
極端な左派や右派は、良いことをしているつもりで
社会を壊したり味方にダメージを与える傾向があります。
これらの行動は「米政府は言論統制すべきでない」という憲法判断や
通信品位法230条に違反している可能性が高いです。
そしてトランプ氏が起こしている対ビッグテック訴訟の証拠を与えていることになり、
自爆行為ではないかと思ったりします。
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バイデン政権や米民主党支配のポリコレ政策や言論弾圧を嫌い、
ネットとリアルで大脱出が始まっています。
たとえば今回の議会証言で「偶然」FBに通信障害が起こり、
ワッツアップ・インスタグラムなどが使えなくなりました。
そのおかげで対話アプリ「テレグラム」に7000万人登録が増えたそうです。
「シグナル」も登録者が増えたとのこと。
「テレグラム」はもともとロシアで作られたので警戒されていましたが、
拠点がドイツを経てUAEへと移りました。
だから少し安心して、使う人が増えたのかもしれません。
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これをマスメディアは
「FBやインスタグラムの通信障害が原因」と説明しています。
しかし問題はもっと根深いところにあります。
というのもそれらのツールは代わりがないうちは仕方なく使います。
しかし監視されて言論統制されることを知っていれば、
「代わりが見つかったら逃げたい」とみな思っているのです。
今回の事件はワッツアップからテレグラムに、
7000万人の潜在顧客が移動したのです。
同じようにグーグル社に検閲や履歴確認をされたくないと思っている人は、
ダックダックゴーという検索エンジンを使います。
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同じような「大脱出」は、リアル世界でも起きています。
テスラ社はマスク社長に続き、会社ごとテキサス州へ。
アーク・インベストメントもNY州からフロリダ州へ。
以前にも書いたように、ポリコレが強く税金が高い民主党地盤の州(青い州)から、
自由な共和党地盤の州(赤い州)へと逃亡が加速しているのです。
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おそらくマスメディアはこれを「税金が安いから」と説明するでしょう。
しかし本心では「自由が欲しい。ポリコレで人生をメチャクチャにされたくない」
と思っています。
大っぴらに騙られることのないこれらの行動原理は、
長い時間をかけて州や企業の力を変えてゆくものになると予想しています。
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(終)
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2021年10月08日16:50
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2021年10月07日19:16
パフォーマンス 2021年09月
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2021年10月02日08:00
【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (34)総裁選は親米保守の勝利。中国で早くも停電始まる。バイデン支持率急低下。
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