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原田武夫のマーケット国内外情勢

香港上海銀行(HSBC)がパリ移転の可能性改めて表明

これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる

⇒“今日の焦点”はズバリ:

「香港上海銀行(HSBC)がパリ移転の可能性改めて表明」です。

⇒その理由は……:

─「世の中に偶然など一つもない、私は賭けても良い」
フランクリン・D・ローズヴェルト米大統領が遺した言葉です。

―全ての物事には因果があります。
したがってその限りにおいて「偶然」はあり得ないのです。

―もっともポイントはその因果が作為によるものかどうかなのです。
無論、全ては自然(じねん)の中での出来事ではあります。

―大事なことは、そうした中で圧倒的に優位な者はいるということなのです。
そしてその「絶対的な優位者」が作為をもたらしているのです。

―繰り返しになりますが「全て」ではありません。
自然(じねん)はそれと比して余りにも偉大ではあります。

―しかしそれでも作為の効果はあるのです。
そのことを忘れてはなりません。

 

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香港上海銀行(HSBC)がロンドン・シティから移転すると言い出しています。

かねてからの噂どおり「パリへ移転」と言い出しています。

一見すると何気ない報道ではあります。

ところが「作為」「因果」という観点では全く違った世界が見えます。

なぜならばロンドンとパリを結ぶ点と線があるからです。

そしてまたそれはパリを貫いて、更に先へと至ってもいるのです。

「ここでストーリーは終わりではない」

そう認識することが必要です。

さもないと完全に梯子を外されます。

むしろ「パリ」が暫定的なストップであったならば何かがカギなのです。

それではその延長線上に如何なるものが見えてくるのが。

徐々に明らかになります。

「分かる人にはあらかじめ判然としている」のです。

ある意味、歴史の「遡上」が行われる。

そういうこと、なのです。

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