政府が精神障がい者ら7.9万人に対する支給の停止・減額を検討
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「政府が精神障がい者ら7.9万人に対する支給の停止・減額を検討」です。
⇒その理由は……:
─今起きている本当のこと。
それは我が国における事実上の国家債務不履行処理に向けた準備です。
─「まさか」と思われるかもしれません。
しかしその「まさか」だからこそこうした処理は意味を成すのです。
─そのためにはまず2つのことを行う必要があります。
「財政調整」と「債務交換」です。
─財政調整の中でも、政府支出を極限まで切り詰めるという措置。
これが窮極まで行われる必要があるのです。
─無論、「非人道的だ」という批判もあり得ます。
それは織り込み済みである点に留意すべきです。
─なぜならばその批判を受け、財政調整がストップすること。
そのこと自体が実は狙いでもあるからです。
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我が国政府が精神障がい者に対する給付金の見直しを始めています。
厳格にこれを行うと約7.9万人もの人々がダメージを受けるといいます。
今、財務省のターゲットは厚生労働省です。
さまざまな利権がこれまでの右肩上がり経済を前提に創られています。
だからこそ、これをまずは崩すのです。
ところがそこで一つ厄介な問題があります。
それは同省の所管事項が下手をすると人道問題になるという点です。
だからこそこれまで支出削減はなされてこなかったわけです。
これに着手しようとすると既得利権の側からの抵抗はすさまじいはず。
そこで結局「断念」となると道はただ一つ、“破綻”しかないのです。
「出来レース」である可能性があります。
いよいよ“その時”を織り込み始めた可能性もあります。
引き続きしっかりと注視しなければならない動きです。