安保法案反対のシールズが政策シンクタンクを設立
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「安保法案反対のシールズが政策シンクタンクを設立」です。
⇒その理由は……:
─世界は一筋の流れの中にありながら重層構造で成り立っています。
この二つを心得ておくことが必要です。
─ある意味、結論は見えているわけです。
しかしこれを見えなくするよう重層構造が折り重なっています。
─前者は後者と明らかに矛盾しています。
そのため私たちの多くが存在を認めません。
─しかも前者は余りにも根底的であるため、それとは分からないのです。
そのため私たちの多くが素通りしてしまいます。
─これに対して大変“派手”なのが後者です。
“派手”さの余り、それに目を奪われてしまいます。
─ただし本質的にはこれら2つは一体なのです。
それをもって「世界」が構成されています。
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我が国において安保法制反対を掲げ、突如として登場した「シールズ」。
その政策シンクタンクが立ち上げられたのだといいます。
名目は「民主主義の擁護」。
その動向に熱い視線が向けられています。
一見するとこれは国民のための様に見えます。
事実そういう局面もあります。
しかしながら本当に「それだけなのか」については吟味が必要なのです。
「民主主義」とはマジック・ワード、だからです。
これによってむしろ隠蔽されてしまうのは何なのか。
本当に首をもたげつつあるものを抑え込むことが目的なのではないか。
全く新しい体制への移行を阻む、後ろ向きのものなのではないか。
「民主主義が善である」ということを無邪気に前提にしていないか。
・・・まだまだシールズからは目が離せません。
来夏の衆参同日選が、その最初の節目になります。