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週末だけのグローバル投資コラム

マイナス金利ツインターボで米株バブルへ (2)利上げ予想引き上げでイールドハンティング加速

2019/01/28

FOMCが利上げを行いました。

政策金利を0.25ポイント引き上げて
0.5-0.75%のレンジにしたことは予想通り。

しかし2017年の利上げ予想が0.25ポイント3回と上方修正され、
米金利上昇とドル高が進みました。

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米国10年債金利はトランプ氏当選時の1.8%から2.57%に上昇。

ドル円も101円から118円へ。

わずかひと月ちょっとの間に、
一本調子で上がり続けたことになります。

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実は11月中旬以降、
ドルは新興国に対してじり安になっていました。

日本円がずっと弱かったので、
気付きにくかったかもしれません。

しかし来年の利上げ予想が引き上げによって、
今週からドル全面高が再開しました。

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おかげで新興国の株と通貨が冴えません。

人民元は安値を更新し続けています。

最も打撃を受けやすい中南米は、
株価も通貨も重くなっています。

弊社の米株・米ドル買い+新興国株通貨売りの
「本流ポジション」が利益を生んでいます。

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米金利上昇とドル高にもかかわらず、
米株は上がっています。

ここで米金利かドルが少しでも下がれば、
米株は急騰するかもしれません。

1995年から2000年までの
米ドットコムバブルで良く見られたバターンです。

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来年の利上げ予想引き上げによって、
さらに米国に資金が集まるでしょう。

イエレンFRB議長が恐れる
「イールドハンティング」が加速するからです。

日銀もECBも金融緩和を続けざるを得ません。

それぞれが正しいと思っている道を進む限り、
米株・米ドルバブルと新興国危機は不可避なのです。

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