年金が当てにならないから老後のための長期投資
2019/01/28
下げ局面は絶好の買い場だ。
セミナー会場などで、年金は当てにできると思うか、
もしくは当てにできそうにないかと尋ねる。
すると、100人中99人は当てにできない方に、さっと手を挙げる。
当てにできそうにないと迷うことなく手を挙げた人たちに、
「では、なにか対策を講じていますか」と尋ねるや、「なにもしていない」がほとんど。
ちょっと待って、誰にとっても老後は訪れる。
年金は当てにならないとわかっているのに、老後の準備はなにもしていないなんて、
おかしいんじゃない?
そう切り返すと、「たしかに、そう思います」と素直に応えてくれる。
意外や、なにも対策を講じていなくても、それであっけらかんとしている。
ほんの一部で、「だから、今日のセミナーに来ているんだ」といった風の顔もチラチラ。
よし、これで今日のセミナーはバッチリだ。
いい盛り上がりとなるぞと気合いが入る。
案の定、熱気があって活発な質疑応答が続き、
あっという間に予定の2時間あるいは3時間が過ぎていく。
今日も多くの人たちに長期投資を学んでもらったぞ、とこちらは大満足である。
せっかくセミナーに参加してくれたのだから、
それなりの収穫を得て帰ってもらいたいと願うのは当然のこと。
ところがだ、そこから先がどうも怪しい。
質疑応答ベースのセミナーにするのは、頭でわかるのではなく実際の行動に
移ってもらいたいからだよといっている。
それなのに、どこまで長期投資に入ってきてくれているのか疑問なのだ。
セミナーで納得しても、ほとんどの人が長期投資の行動に至ってない?
そうとしか思えない。
なにしろ、この3年間でも延べ1万名を超す人々に長期投資を語っている。
もし、彼ら彼女らが長期投資に入ってくれていたら、いまごろ相当な手ごたえを感じているはず。
そして、やってみて良かったという成功体験をまわりに語ってくれることで、
長期投資家が数多く生まれていておかしくない。
そういった口コミ効果が、さっぱり感じられないのだ。
今週に入っての下げ局面など、長期投資からすれば絶好の買い場である。
どんどん買いが入ってきてもおかしくはないタイミングだが、
現実は相変らずの売られ放し。
長期投資家の存在感が高まっていれば、こんなダラシない相場展開
とはならないのだがね。
投資なんて安く買っておいて、高くなるのを待つだけのこと。
単純にしてどっしりとした長期投資をもっともっと広く知ってもらいたいものだ。
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まずはこのシンプルな問題を簡単に
答えられるか試してみることだ。