GPIFの株式組入れ比率から見る相場の読み
2019/01/28
●相場とにらめっこせず、業績を高めていく企業を探せ
どうも日本の投資家は相場動向とかを気にしすぎで、
マイペースの株式投資が苦手である。
さて、今日はちょっと相場の読みとやらをやってみよう。
以下のように書いていくと、読者の皆さんどう反応しますか?
国民年金など、およそ130兆円の公的年金を運用しているGPIFが、
株式投資の比率を高めようとしている。
株式市場は大歓迎である。なにしろ、株式の組入れ比率を3%高めるだけでも、
4兆円の新規買いとなるのだから。
具体的にどのくらいの比率にするか決定されるのは、しばらく先とのこと。
それでも、引き上げるのは間違いないのだから早めに買っておこうということで、
株式市場は見切り発車している。
最近の株高基調には、こんな背景がある。
ということは、具体的な比率が決定される頃には、
買い材料出尽くしで株価も下がる?
いや、違うんじゃないかな。
政府は株高も景気上昇にプラス貢献すると認識している。
だから、GPIFの株式組入れ比率引き上げの決定をできるだけ先延しするのでは。
安倍政権は株高傾向を煽りながら時間を稼いでいるうちに、
景気回復や企業の業績向上といった買い材料が出そろってくると期待している。
だから、年末に向けて相当に大きな上昇相場となっていこう。
大まかにいって、こんな相場展開となっていくのではなかろうか。
ただ、世の中なにが起こるかわからない。
想定通りの展開となっていくかどうかは神のみぞ知るところ。
こんな感じで、多くの投資家が相場の読みとやらを、
ああだこうだと延々と続けている。
まさに、相場あっての株式投資ってところ。
悪いけど、そんな当たるも八卦の相場の読みなんて、やっているのは時間のムダ。
それよりも、当たる読みをやってみようぜ。
当たる読みって?
個別企業の業績動向よ。
日本経済全体とか景気動向とかは横へ置いて、これはと狙いを定めた
企業の業績動向を追いかけるのだ。
調べたらすぐわかるが、一部の企業の将来見通しは驚くほど良くなっている。
それに対し、株価の評価はまだまだ低い。
ここは、ニンマリして買っておけばいいんじゃないかな。
もともと株式投資なんて個別企業を買うことで、相場全体とかはどうでもいい話。
しっかり業績を高めていく企業の株価は長いめでみれば、どんどん水準を上げていくもの。
このあたり、頭をスッキリさせようぜ。
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まずはこのシンプルな問題を簡単に
答えられるか試してみることだ。