GDPの2倍を越す日本の借金はどうにもならない
2019/01/28
●日本の借金財政はどこまでいってしまうのか
9月と11月に刊行した新著「2020年には大差がつく長期投資」産経新聞出版と、
「長期投資家の先を読む発想法」新潮社が好調に売れている。
突然、私事で申し訳ないが、宣伝ではないのでご容赦ください。
実は、2冊ともジワジワと評価が高まっていくと思っていたが、
案の定の展開となっている。
そこが、今日のポイントである。
1冊目では、日本の財政状況の厳しさを訴え、
それには長期投資で生活を守っていこうと主張している。
もう20年にわたって、国の税収が予算を下回る財政赤字が続いている。
税収不足分を国債発行で賄ってきたが、この16年ほどは毎年の国債発行額が
予算の40%前後を占めているのだ。
とんでもない借金財政を続けているが、状況はどんどん悪くなっている。
国の借金も1,038兆円に達した。
GDPの2倍以上だ。
もはや、いつどこで危険な綱渡りのロープが切れるか知れたものではない。
なにしろ、96兆円の予算のうち31兆円が年金や医療費など社会保障費の予算補てん分である。
24兆円は国債費である。
どちらも今後ますます増えていくばかり。
高齢化がどんどん進むから、年金や医療費の税補てんは増加する一途。
また、これだけ大量に国債を発行してきたのだから、
国債費も膨れ上がる一途となるのは避けられない。
このままいくと、どこかで国の財政は行き詰る。
そうなったら、日本経済も社会も大変な混乱に陥るのは必定。
その日が不気味に迫っているのだ。
ところが、日本全体ではまだなんとかなるとノー天気。
まさに、ユデガエルへの道を爆進しているのだ。
そういった事態に対して、われわれは長期投資で生活防衛するしかない。
そのあたりを多方面から書いたもの。
2冊目は、本格的な長期投資の発想法を整理し、具体例をフローチャートで説明している。
こちらは、新年の1月19日に新宿の紀伊国屋7F、サザンシアターで19時から出版記念セミナーで、
きっちりとお話ししようと思う。
自著の宣伝に走りたくはないが、長期投資をやっていて良かったと思える日が必ず来る。
それを強く訴えたいのだ。
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