証券アナリストは力こそすべてだ!
2019/01/28
さわかみ投信のファンド仲間には、毎月2回の報告書が届けられる。
そのうち、月中報告書に「オレの本棚」というコラムを書いている。
運用のことはって?
若い連中にまかせているので、よほどのことがない限り口出しはしない。
それで、オレの長期投資を骨太にしてくれた数々の書物の書感を書いているってわけ。
今月の原稿を書き終わって、やたら余韻が残っている。
余熱と言った方が、いいかもしれない。
1970年代の前半、ヨーロッパや米国でアナリストとして頑張っていた頃のこと。
社内も運用業界も完全なる白人社会の中、
唯一のイエローとして孤軍奮闘もいいところだった。
実際、当時の日本は西ドイツを追い抜いて世界第2位の経済大国に踊り出たものの、
白人社会はそれをなかなか認めようともしなかった。
そんな中、同僚や競争相手に圧倒的な実力差を見つけなければ、
絶対に上へは行けない。
それで猛烈に企業分析をしたものだ。
まだ一人者だった気軽さもあって、毎日16時間は仕事をした。
どうせやることないから、土曜も日曜もアナリスト稼業に浸かっていたってわけ。
わかる?
これはと思う企業の過去10年20年の経営を分析し、
ここから10年先ぐらいまでの予想財務諸表まで作成するのだ。
そのぐらいやって、はじめて
「この企業の将来価値からみて割り安だから買っておこう」
という投資判断が下される。
それがアナリストの仕事だ。
ずいぶん頑張ったと思うよ。
猛烈な勢いで企業レポートを書きまくった努力は、
昇進また昇進という形で実っていった。
気分良かったね。
同僚たちを押しのけてではなく、
「えっ、いいの?」と思わず言ってしまうような高いポジションを
次から次へと与えられていったのだ。
すさまじい競争社会に身を置いて、
力がすべてということを骨の骨まで染み込ませてもらったわけだ。
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まずはこのシンプルな問題を簡単に
答えられるか試してみることだ。