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大前研一ニュースの視点

米トランプ大統領/米大型ハリケーン~トランプ大統領の支持率低下は当然

・米トランプ大統領 ボルトン大統領補佐官を解任
・米大型ハリケーン ロス商務長官が進路予報の打消しを要請
・米トランプ大統領 支持率38%で前回比6pt低下

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▼補佐官を糾弾する前に、自らのリーダーシップを発揮しろ
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米トランプ大統領は10日、ツイッターで
「ボルトン大統領補佐官を解任した」と発表しました。

理由について、
「彼の提案の多くに私は強く反対してきた。
他の政権メンバーも同意しなかった」と説明。

ボルトン氏はこれまで北朝鮮やイランに対して
強硬姿勢をとっており、これらの政策への影響は必至です。

トランプ大統領は全てボルトン氏の過失だったという論調ですが、
私には全く理解ができません。

そもそも、大統領ならば
補佐官と意見が違えば議論して説得すれば良いはずです。

 

自分の意見を述べ、
まともに議論をして説得することすらできないのなら、
大統領として必要なリーダーシップの欠片もありません。

 

ボルトン氏の北朝鮮やロシア、
アフガニスタンへの対応を非難していますが、
元々ボルトン氏はそういう思想の持ち主ですから、
そんなことは容易に予想できます。

これは、中国に関するピーター・ナヴァロ氏に対しても
全く同様です。

 

そういう人たちとわかった上で役職につけておいて、
自分は何もせずに「彼らがミスをした」と糾弾するのは
おかしな話です。

就任から2年半で国家安全保障問題担当大統領補佐官が
3人も政権を去ることになります。

この異常性を見ても、
トランプ大統領に問題があると私は思います。

 

 

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▼トランプ大統領の支持率低下は当然
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トランプ米大統領が大型ハリケーン「ドリアン」の
誤った進路予想をツイートした問題で、
ロス商務長官が商務省の米海洋大気局(NOAA)に、
トランプ氏の発言と矛盾する予報を打ち消すよう
迫っていたことが判明しました。

 

また、ロス氏は担当者の解雇まで示唆していたとのことで、
民主党議員からは脅しが事実なら
ロス氏は辞任すべきとの声も上がっています。

 

もしロス氏が解雇まで示唆していたのなら、
私もロス氏は辞任すべきだと思います。

ロス氏と言えば「物言う株主」として一財を成した人物です。

今回の件など、ロス氏自身の仕事では
決してやらないようなことでしょう。

なぜ、そんな人物がトランプ大統領の下に就いた途端、
こんなみっともないことをやってしまったのか?

私には不思議で仕方ありません。

 

大型ハリケーン「ドリアン」の進路について、
トランプ大統領が気象当局と異なる予想をしたことから始まり、
このような大袈裟な事態に発展しています。

もはや「これが大統領のやることなのか?」と
言いたくなるレベルの話です。

 

米国では、主に民主党支持者で
反トランプ大統領の人たちが集まるサイトが
盛り上がっています。

 

トランプ大統領の顔写真などに、
シャーピー(マジックマーカー)で落書きをして、
トランプ大統領やその政策を揶揄するサイトです。

そのような流れもあり、
トランプ大統領の支持率も低下しています。

 

米紙ワシントン・ポストは10日、
トランプ大統領の支持率が38%で、
前回調査から6ポイント低下したとする
世論調査結果を発表しています。

 

中国との貿易戦争の結果も芳しくなく、
米国内の物価は高くなるのは確実ですから、
国民の警戒心も強くなっていると思います。

 

自分では何も理解していないのに、議会すら通さず、
勝手にツイッターで指示・命令を出す、という
強引すぎる物事の進め方にさすがに国民も
嫌気がさしてきたのでしょう。

 

全てのことを「ディール」として片付けようとする姿勢も、
大統領として相応しいものではありません。

本来、米国の大統領選挙は長期間に渡るため、
トランプ大統領ほど資質に問題がある人は
選ばれることはありません。

しかし、トランプ大統領は横車を押して、
ネットで情報操作を行い、
選挙戦を乗り切ってしまいました。

 

今では、そんな裏の事実も明らかになってきていて、
ここに来て、信用がガタ落ちして
急速に支持率が落ち込む結果となっています。

 

民主党側に魅力的な候補者がいないため、
トランプ大統領が再選される可能性もあると
言われていますが、私はそうはならないと見ています。

 

これだけ自分自身の意見も安定していない状態ですから、
さすがに息切れするのではないかと思います。

中国などはトランプ大統領が信用できないのは
しょうがないと諦めています。

次の大統領を待つしかないという態度です。

 

 

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