「マーケティング」ソーシャルメディアに消費者が求めているものとは？
今では、当たり前となっているソーシャルメディアですが、
今回は、Twitterについて話したいと思います。
なぜTwitterがここまで普及したのか、
非常に簡単な分析をしたいと思います。
実は、このTwitter普及の理由と同じ原則が、
2010年以降企業が進むべき方向性の一つを示して
いると思っているのですが、それを見るために、
ここ何年かでネット上に登場し、普及した
メディアを見てみると、
・SNS
・ブログ
・YouTube
・ニコニコ動画
・WikiPedia
・はてな（などQ&Aサイト）
・インスタグラム
そしてTwitterと、Web2.0と言われるように、
双方向のメディアが伸長していることは疑いようの
ない事実です。
一般のサイトにおいても、口コミやQ&Aなど、
双方向の「コミュニケーション」がますます重要に
なってきています。
一体消費者は、何を求めてこうしたサイトを利用するのか？
その理由は、
「必要な情報・得な情報が欲しい」
といった機能価値から、
「つながりを感じられる、楽しい」
という情緒価値へと変遷してきています。
これは何もネット上に限ったことではありませんが、
単に問題が解決されるということや、機能が満たされる
こと以上に「人間的なつながり、絆、ぬくもり」が
求められるのです。
そういった理由で、
Twitterをはじめとする双方向メディアは、その登場の度に、
既存のメディアが満たしていなかった「つながり」を提供
することで多数の消費者から支持されています。
こうした状況下において、企業も、単に「組織」として
機能提供するのではなく、人間的な側面を見せることが
極めて重要になるのです。
ジェイの本「クラッシュ・マーケティング」で示した
「メイベン（達人）・マトリクス」は、その一つの方法を
教えてくれています。
１．市場の信頼を勝ち取る
２．キャラクターを確立する
３．ビジョンを打ち立てる
４．あなた自身の創世神話を語る
５．対極的な立場をとる
６．独自用語を開発する
７．市場と独自につながる
８．クライアントにＶＩＰ待遇を味わわせる
９．メンターの力を借りて最速で成功を収める
今一度、ビジネスをされている方は、
ソーシャルメディアの活用方法を考えてみてください。
「参考本」
ジェイ・エイブラハム「クラッシュ・マーケティング」