「マーケティング」不振に陥ったときにこそ振り返るマーケティングの意味
2019/01/26
ここ最近、ある理由で気になる人たちがいます。
その人たちというのは、例えば、
「ブログを毎日更新中!!」とうたっている経営者さまで、
ブログを毎日更新することは本来、
読者の方に新しい情報を沢山届けたいという結果、
毎日更新することを決めたのだと思うのですが、
いつしか、毎日更新することが目的となってしまい、
「今日は忙しいので、写真だけアップします」という
ようなメッセージを日付が変わる直前に更新して
いたりします。
また、セミナーを主催していると、
本来、経営上の悩みを解決したくて、本を読み、
セミナーに参加して学んでいたはずなのに、
いつしか学んでいる自分に満足してしまい、
知識を得ることが目的となってしまっている
経営者さまにもたまに出会うことがあります。
「自分はセミナーオタクなんです」
と自ら宣言される方もいらっしゃいますが、
それ自体が良い悪いというわけでは全くなくて、
沢山のセミナーで得た知識を実際行なってみて、
失敗して改善して…というテストを繰り返し、
自らの智慧に換える行動をしていない方が
いらっしゃるのです。
これらの人たちが気になる理由。
それは、
いつしか目的を取り違えてしまっていることです。
本来、読者のために、会社を良くするために、
と始めたはずのことがいつしか自分本意の行動に
なってしまっていることがとても怖い点です。
また、そういった中でも、
様々なマーケティング手法を試すのはいいものの、
売ることばかりにフォーカスしてしまっている
経営者さまが最も危険です。
それは商品を売り込むことが悪いのではなく、
マーケティングの本質を忘れてしまっているからです。
あなたは何のためにマーケティングを学んでいますか?
お客様を集める方法を知ることで、
今よりも売上をあげるためでしょうか。
それとも、コピーライティングを身につけて、
レターだけで沢山の商品を売るためでしょうか。
考え方は様々だと思います。
ですが、あなたがマーケティングを
身につけなければならない最大の理由は、
お客様を不幸にしないためです。
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その本質は、あなたの商品が本当に良いものであるならば、
あなたの商品を知らないで、別の大して素晴らしくもない
商品を購入してしまったお客様は、お金も時間も無駄に
することになってしまいます。
ですので、あなたがマーケティング力を身につけて、
一刻も早く、あなたの商品を一人でも多くの人にお知らせ
することができれば、あなたの商品を知らなかったことで
不幸になる人を減らすことができるのです。
あなたがマーケティング力を身につけることは、
お客様のためであることをぜひ忘れないでください。
ここまでお話してきました、
「マーケティングはお客様のために存在する」という概念。
これは、世界No.1マーケティングコンサルタントである
ジェイ・エイブラハムの「卓越の戦略」という考え方です。
単なるお客様理論とは一線を画すこの戦略は、
ジェイが30年以上もマーケティング界のトップを
走り続けることができている、なくてはならない
考え方なのです。
もう一度、マーケティングの意味を確認してみましょう。
ジェイ・エイブラハムのおすすめ本