「マーケティング」ビジネスにエンターテインメントの要素を加えることも売上を伸ばす一つの方法
「お客様が来ると太鼓を叩いて喜ぶ会社」
さて、本日の内容は少し趣向を変えたお話になります。
もう、10年も前の話となりますが、広島で開催されたあるセミナーに
同行した時のこと。
もう一回行きたい！！と思わせてくれる
居酒屋へ行きました。
その居酒屋は、さすが名産地！と思わせてくれるほど
カキ料理がおいしく、
来店したら数人のスタッフがレジまでお出迎えをしてくれます。
もちろん、料理も早く、酒もおいしく、
「お食事中楽しんで下さい」とクイズの書かれた紙を出してくれました。
極めつけは、太鼓。
「お客様いらっしゃいましたー！！ありがとうございます！！」
と言いながら、ドンドンと太鼓を鳴らして
喜んでくれます。
同行した方と二人で、
「良い店ですねー」と楽しんでおりました。
今、経済が大変な時代といわれます。
先日、整体院向けのアンケートには、
こんな回答がありました。
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「ずいぶん肩こりが良くなりました」
「どうもありがとうございました。
また宜しくお願いします」
お客様はこう言ってくれるにも関わらず、
なかなかリピートしてくれない。
何か良い方法はありませんか？
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・お客様がくりかえしリピートしてくれること
マーケティングの観点からも、
これはとても大切なことですね。
あなたのビジネスを最適化しろ。
このように言うジェイ・エイブラハムも、
お客様と生涯の関係を築きなさいと口をすっぱくして言います。
とはいえ、リピートして頂くことは、
そう簡単にはできません。
ビジネスを続ける上で、永遠の課題になります。
では、どうすれば良いのでしょうか？
その一つの答えが、
前述した広島の居酒屋にあるのではないでしょうか。
料理がおいしいのは当たり前。
お客様に丁寧に接客するのは当たり前。
その上で、「エンターテイメント」という要素を
加えることです。
いわゆる、”経験マーケティング”です。
例えば、日本で最高のエンターテイメント企業といわれる
東京ディズニーランド。
決して都心とはいえない千葉県舞浜市に、
全国から人が殺到します。
ディズニーランドの仕事は、
お客様を喜ばせること。
そのために、季節ごとにエンターテイメントを変え、
”夢の国”を演出するために園内放送はしない、
トイレを徹底的にきれいにするなどこだわっています。
ビジネスとエンターテイメント。
一見すると無関係に見えるこの２つも、
実は大きな関係があるのかもしれません。
ただし、気をつけなくてはいけないのは、
”きちんとしたビジネス”という土台があってこそ。
きっちりとしたサービス、マーケティングの仕組みがあり、
その上でエンターテイメントがある。
「なんだか楽しいねー」、「また行きたいねー」
と思わせてくれる会社です。
一度、あなたのビジネスがお客様に「エンターテイメント」という要素を
与えているかどうか考えてみて下さい。