「マーケティング」 基本の大切さ
日本の野球界を代表するプロ選手というと、誰を思い浮かべますか?
私が真っ先に思い浮かべるのは、イチロー選手です。
------------------------------
超一流のプロ野球選手、イチロー
------------------------------
以前はシアトル・マリナーズに在籍。
そして2012年7月24日、
38歳にして野球界で一番の名門チームである
【ニューヨークヤンキース】
に移籍を決めました。
プロ野球選手の平均引退年齢は29歳、
平均選手寿命は約9年間と言われています。
それに対しイチロー選手は、
この平均値をはるかに上回る年齢、年数で、
ビッグチームに移籍できたのです。
10年連続200本安打達成という輝かしい成績を残し、
そして今もなお挑み続ける、イチロー選手のルーツ
とは一体何なのでしょうか。
イチローのルーツ、それはまさに
【父の指導のもと、練習に励んだ少年時代】
にあるのです。
--------------------------
基本を徹底するイチロー選手
--------------------------
「野球がやりたい」
と父に告げた小学校2年生から卒業するまでの4年間、
イチロー選手は1日も欠かさずに練習を繰り返したそうです。
練習内容は、軽いキャッチボールから始まって
・50球の投球練習
・200球のティーバッティング
・内野ノック、外野ノックを50球ずつこなすこと
・バッティングセンターでのトレーニング
あくまでも基本的な練習の積み重ねでした。
そしてイチロー選手は今もなお、
【基本】
を大切にしています。
イチロー選手は未だに素振りを行い、
毎年のようにバッティングフォームを見直しているのです。
----------------------
一流の人間の共通点とは
----------------------
どんなスター選手であっても、
どんなに才能がある人であっても
大切な事は【基本の徹底】なのです。
しかし基本は面白くありません。
素振り、ランニング、筋トレなど・・・
基本の練習はとにかく地味です。
実践的な本番の試合で味わえるワクワク感や、
緊張感、勝利の喜びなどを味わうことはできません。
お客様の歓声・応援もありません。
けれど、「土台がない所に家は建たない」ように、
どんな素晴らしいテクニックや技術も
基礎という土台がない所では無意味に等しいものなのです。
イチロー選手であっても、
サッカーの長友佑都選手も、
レスリングの吉田沙保里選手も同様に、
超一流の選手は基本を大切にしているのです。
それはスポーツ界だけではなく、
ビジネスにおいても同じ事です。
『成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。
いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を
身につけているかどうかの問題である。』
経営学者として有名な、
「ピーター・ドラッカー」の名言です。
経営戦略を作る上で、
会社の舵を握る上で、
時にはつまづいたり迷ったり、
不安に思うことがあるかもしれません。
そんなときに拠り所となり、
立ち返ることが出来るのが、
【基本】
なのです。
-------------------------------
ビジネスを繁栄させる「基本」
-------------------------------
あなたの会社が繁栄するために、必要なことを
一つ挙げるとしたら何を思い浮かべますか?
私であれば・・・
「お客様」
を、挙げます。
どんなに良い商品があっても、
他にはない技術力を持っていても、
お客様がいなければ、
商品・サービスを買って頂くことはできません。
売上が伸びなければ、会社は倒産します。
つまりは集客力(マーケティング)が必須なのです。
このマーケティングは、ビジネスを繁栄させる上では
「基本」と言っても過言ではありません。
一度、基本に立ち返ってみてください。
<ピーター・ドラッカーのおすすめ本>