ニューヨーク為替マーケットで一時、1ドル=107円台の円高
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ニューヨーク為替マーケットで一時、1ドル=107円台の円高」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙までをも律する「復元力の原則」です。
─すなわち永遠に「上がる」ものはないのです。
他方で永遠に「下がる」ものもありません。
─大切なのは、今起きている現象の裏側で進む「潜象」を掴み取ること。
そのことによって全てを”想定内“に収めることが出来ます。
─また、極端に一方向に動いたならば、警戒すべきなのです。
「真逆に今度は急激に動くのではないか」という警戒です。
─現象と潜象。
この振り子の原理を知った者だけが、未来を切り開いて行きます。
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昨晩(7日夜 日本時間)、ニューヨーク為替マーケットで円ドル・レートが
また新しい展開を見せました。
1ドル=107円台に一時突入したのです。
元来ならば「円安」になるはずのマイナス金利なのです。
ところが事態は真逆に動いています。
日本銀行の「無能さ」を説く者すら現れています。
しかし本当のところ、何が起きているのでしょうか。
急激な動きは、必ずその反作用を伴います。
作用と反作用の連鎖こそが、全ての実態なのです。
したがって急激な円高の向こう側にあるものも見えています。
それが見えるか見えないか。