風力発電所が廃棄処分で問題に
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「風力発電所が廃棄処分で問題に」です。
⇒その理由は……:
─「自然エネルギー」という言葉があります。
環境に良いというイメージがあります。
─しかしその様なことは完全にはあり得ないのです。
そもそも存在するエネルギーを効率よく用いるのが私たち人間だからです。
─本来ならば「すぐそこに在る」だけの自然(じねん)。
それに作用を加えるというわけなのです。
─そうである以上、必ず最後は歪が生じます。
これを無視して物事を進めるわけにはいかないのです。
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風力発電所の廃棄処分が現在、ドイツで問題になりつつあります。
「原発の廃炉」ではなく、風力発電所について、です。
なぜならば巨大な風車は動かなくなると処遇に困るからです。
爆破するか、朽ちるのを待つか、あるいは中古販売するかしかありません。
「自然エネルギー」の典型だと言われてきた風力発電。
そもそもそれは自然(じねん)そのものではないことが忘れられています。
そして何よりもあの巨大な風車による景観破壊。
「本当に良いのか」と自戒の念を抱かざるを得ません。
「全く異なる道」は無いものでしょうか。
本当に“それ”しか無いのでしょうか。
あらためて「脱構築」が求められています。
思考の、そして社会の。