トランプ米大統領候補が“詐欺”で集団提訴される
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「トランプ米大統領候補が“詐欺”で集団提訴される」です。
⇒その理由は……:
─「よく隠れし者はよく生きたり」
ラテン語における格言です。
─目立つことをとかく私たちは求めがちです。
「有名になること」が絶対的に佳いことだと考えているのです。
─しかし実際には違うのです。
最高に佳い状態は「中庸」と「平穏」なのです。
─それなのに他者を押しのけて突出するとどうなるのか。
無論、しばらくの間はもてはやされます。
─ところがそこで陽を振りまいている己に隙が必ずあるのです。
一気に陰が襲い掛かり、陽をその座から引きずり下ろし始めます。
─なぜならば「ルシャトリエの原理」が働くからです。
全ては平衡を保つよう、戻っていくのです。
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アメリカで大統領選挙戦が続く中、また1つ動きがありました。
トランプ候補(共和党)が集団提訴されたのです。
「トランプ大学」なるオンライン不動産投資セミナーが原因です。
これで「多額の損失を被った」とする者たちが訴えたのです。
そもそもトランプ候補は合計で3600件もの訴訟に巻き込まれています。
正に「訴訟まみれ」といった状態なのです。
今回のものはさらにそれを上書きするものです。
「大統領が詐欺をはたらいていて良いはずがない」と叫ばれています。
そもそも目立つこと自体の本旨に立ち返るべきなのです。
何をしたかったのか、と。
そして出て来る答えが「善きことを為す」ならば、方向性は違うのです。
よく隠れし者だけが、善きことを為すのです。
アメリカの大統領選挙。
その意味でも・・・注目なのかもしれません。