キューバでトランプ米大統領候補が人気を博しているとの報道
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「キューバでトランプ米大統領候補が人気を博しているとの報道」です。
⇒その理由は……:
─「全ては偶然ではなく、必然である。自分は賭けても良い」
フランクリン・D・ローズヴェルト米大統領の言葉です。
─全てが因果律で連なっている。
そのことを、この言葉は指し示しています。
─しかし、それ以上の含意がこの言葉にはあるのです。
インテリジェンス機関による非公然活動(covert action)の存在です。
─一見すると必然的な流れのように見える。
ところがそうではないことがある段階から明らかになる。
─そうした流れを創り出すことも、彼らの重要な任務です。
「都合が悪い現実は変えてしまう」というのが彼らの役割なのです。
─しかも超国家的な存在が持つインテリジェンス機関も存在します。
そのことが事態をややこしくしています。
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アメリカが国交正常化に踏み出したキューバ。
そのキューバでトランプ米大統領候補が人気を博しています。
「開放」支持の姿勢が顕著だからだといいます。
本当にそれだけなのでしょうか。
局面だけでは解を導けない時にどうするか。
全体像からアプローチするしかありません。
その時見えて来るのは今、ただ一つ。
「パナマ・ショック」です。
全世界のグローバル・マクロ(国際的な資金循環)が動揺しています。
その中で、キューバがいかなる役割を与えられるのか。
それが本当の焦点なのです。
さて、どうなるのか。
全ては・・・偶然、ではないのです。