安倍晋三総理大臣がTPPに関してトランプ氏説得が困難と表明
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「安倍晋三総理大臣がTPPに関してトランプ氏説得が困難と表明」です。
⇒その理由は……:
─今起きていることの基本的な構造。
それは「日本VS.それ以外の全て」です。
─私たち日本人は「まさか」と思っています。
しかし冷静に見ると正しくそうなのです。
─突出した動きをそれでも見せようとするリーダーがいます。
我が国において、政権が安定するとそうです。
─すると必ず「反作用」を世界が生じさせるのです。
その結果、すさまじい力が我が国に覆いかぶさってきます。
─そして我が国の試みはすべからく潰されるのです。
その繰り返しです。
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安倍晋三総理大臣がTPPについて発言しました。
「トランプ氏を説得するのは困難」と認めたのです。
トランプ新米大統領は正に「確信犯」でした。
安倍晋三総理大臣の「陳情」を聞くだけ聞き、しかし流しました。
なぜならば同新大統領自身も自らの意思だけで動いてはいないからです。
「根源的なシナリオ」が存在するのです。
それを与えられていない、あるいは開示していないからこそ迷走します。
少なくともその片鱗を知っていれば被害は最小化できるのです。
ところがそうはならない。
それは我が国がそうした立場にはないからです。
「連合軍」なのです、正に相手は。
「我が国以外の全て」なのですから。
そのことを前提にしながら、前に進むのか否か。
我が国のリーダーシップの「炯眼」が今こそ求められています。