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原田武夫のマーケット国内外情勢

東海再処理施設の廃炉に70年がかかると初めて言及

2016/09/26

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「東海再処理施設の廃炉に70年がかかると初めて言及」です。

⇒その理由は……:

 ─米欧のビジネス・モデルの基本。
  それは「破壊と創造」です。

 ─永遠に続くビジネス・モデルは存在しないのです。
  そうではなくて、必ず「破壊」の対象にある段階でなります。

 ─大切なことは両者の転換点を見誤らないことなのです。
  ところが、これほど簡単なことを私たちはえてして無視します。

 ─なぜならば「安住」「安逸」こそが心地よいからです。
  脳科学的に言うならば最も省エネルギーで脳を使えるからです。

 ─結果として「崩壊」に巻き込まれてしまいます。
  そして全てを失うことになるのです。

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東海にある再処理施設の廃炉のタイム・フレームワークが
初めて語られ始めています。

具体的には70年を要するのだといいます。

大切なことは、「廃炉を行う」という方向性が出てきたという点なのです。

すなわち原子力そのものがピーク・アウトし始めているのです。

今後、こうしたトレンドは加速度的に進行します。

なぜならば世界中の原子炉や核関連施設が老朽化するからです。

「未来のエネルギー」として颯爽と登場した原子力。

その原子力にも“終わり”はあったということなのです。

「それではその次は一体何なのか」

・・・そう自問すべきです。

その答えを知っている者だけが・・・その先に進むことが出来るのです。



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