インド最大の財閥“タタ”の会長が事実上解任
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「インド最大の財閥“タタ”の会長が事実上解任」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。
─一方的に上がり続けるものはこの世に存在しないのです。
必ず最後は崩壊し、崩落します。
─そのことに逆らうことは出来ないのです。
「帝 国」であっても、必ず最後は滅びるのです。
-問題は「そうではない」と信じてしまうのが人間の悲しい性(さが)だと
いうことです。しかしこれこそ、自覚しなければならない点なのです。
─「まだ大丈夫だろう」
そうしがみつく浅ましい心が、最終的に崩壊を招きます。
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インドのタタ・グループで会長が事実上解任されました。
タタ一族である元会長が再登板すると報じられています。
「創業家の再登板」はどこでも同じ意味を持っています。
クライシス・マネジメントなのです。
絶大な規模と力を誇っていたタタ。
そのタタは実のところ、危機に瀕していたわけです。
「強大な存在は永続的ではない」
そうであることを知らなければなりません 。
そうした自然(じねん)に則った動きが幸いを招くのです。
永遠は、決して存在しないのです。
そのことを・・・遠くインドでの出来事は教えてくれます。