円高でブランド品の値下げが目立つ展開
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「円高でブランド品の値下げが目立つ展開」です。
⇒その理由は……:
─世界史の基本。
それは「冪(べき)」です。
-フラクタルとも言います。
繰り返し、同じ構造が出現するわけです。
-そのことをつかみ取って未来を見通すことが出来ます。
なぜならば自然(じねん)は冪によって律されているからです。
-もっとも単純に繰り返すわけではない点に留意はすべきです。
何層にもわたって積み重なる中から最終的に1つが顕現します。
-そうではあっても「過去」は知るべきなのです。
なぜならば、世界史は「冪」だからです。
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我が国において「円高還元」の動きが出始めていると報じられています。
とりわけブランド品では10パーセント近い割引が見られます。
そこで思い出すべきは「平成バブル」のころの光景です。
「円高還元セール」が起爆剤でした。
プラザ合意(1985年)によって一気に円高に持ち込まれた我が国。
しかしそうした状況を逆手にとっての動きが一気に広がったのです。
購買意欲がそそられた顧客層が一気に動き出しました。
その結果、資金循環が轟音と共に動き始め、バブルとなったのです。
「冪」を思い出すべきです。
今回は・・・どうなるのか。
「歴史を知らぬ者に未来はない」のです。