スタンダード・アンド・プアーズが日本国債を1段階格下げ
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「スタンダード・アンド・プアーズが日本国債を1段階格下げ」です。
⇒その理由は……:
─「世の中に偶然というものはない。私は賭けても良い」
フランクリン・D・ローズヴェルト米大統領の言葉です。
─つまり今起きていることには全て因果があるのです。
縁(えにし)と言っても良いかもしれません。
─これから起きることについても同じなのです。
必ずそれらには「要因」がある。
─その「要因」が種となって大きく育ち、動かす結果。
それが現在であり、また未来なのです。
─ところが意外にも繁忙な中で私たちはこの大原則を忘れがちです。
とかく同じ時間でも「カイロス」に生きがちな日本人はそうです。
─その点を突いてくるのが米欧の統治エリートなのです。
止まった時間であるカイロスの中で私たち日本人は苦悶します。
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アメリカの格付け会社であるスタンダード・アンド・プアーズ社。
同社が日本国債を1段階格下げしました。
理由は単純です。
「アベノミクスの未来が不透明である」
至極説得力があるものです。
そのため、「日本売り」が加速するかの様に見えます。
もっともそれによって本当に全てが崩壊するのかというとそうではないのです。
大事なことは、その先に何が目論まれているか、なのです。
「日本売り」の向こう側で生じるのが円安である時。
何がそこで生じるのか、です。
縁(えにし)と因果の連鎖。
これを忘れないようにしましょう。
「未来」は・・・”今“から始まっているのです。