ロシア議会が国連本部のニューヨークからの移転を要求
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ロシア議会が国連本部のニューヨークからの移転を要求」です。
⇒その理由は……:
─万物で最も恐るべきこと。
それは「無意識の停滞」です。
─なぜならばそれは凝固を通じて劣化を招き、崩壊に通ずるからです。
したがってこれをいかに揺さぶるのかがリーダーの課題なのです。
─そこで念頭に置くべきなのが「陰陽」、すなわち二元論です。
陰と陽の二つの対立軸の中で揺さぶり続けます。
─半ば強引にそれは行われることになるのです。
しかも“それ”として語られることなく、ある日突然そうなります。
─その過程で多くものが生まれ、そして多くのものが失われるのです。
秩序の転換の本質は、「無意識の停滞」への危惧にあります。
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ロシア議会が国連本部の所在地についてモノ申し始めました。
「ニューヨークは物価が高いので移転すべき」というのです。
未だ議会のレベルであるので軽視しても良いのかもしれません。
しかし余りにも唐突なこの論調には深い意図を感じます。
プーチン政権が真正面からこの問題を取り上げたならばどうでしょうか。
多くの国々が同政権に「お世話になっている」時、静観出来るでしょうか。
「脱アメリカ」が徐々に叫ばれ始めたならばどうでしょうか。
そしてその行く先として「入ロシア」が語られればどうでしょうか。
「新世界秩序」の登場です。
全てが逆転・反転する時代の始まりです。
全てが転倒する中、新しい秩序が創られます。
その結果、何が生まれるのか。
全ては「ここから」です。
”崩壊“もここから、なのです。