東京夏季五輪を控えた建設ラッシュが過熱気味と指摘される
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「東京夏季五輪を控えた建設ラッシュが過熱気味と指摘される」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙までをも律する復元力の原則です。
─急激に一方向に動くと必ず反作用が生じるのです。
押し戻されるのです。
─そのため、真の成長はいわば「だるまさんが転んだ」のようなもの。
つまりあくまでも平衡を保ちつつ、少しずつ、少しずつ、なのです。
─そうではなくて急激に動くとどうなるのか。
それは歴史がこれまで繰り返し示して来たことなのです。
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我が国において東京夏季五輪を目指した建設ラッシュが続いています。
そうした中で過熱感が語られ始めました。
余りにもオフィス・ビルが造られ過ぎているというのです。
供給過多になるのが目に見えています。
そもそもスポーツの祭典なのになぜオフィスなのか、なのです。
そこには明らかに論理の飛躍がある。
それなのに誰も気づかないふりをして雰囲気に流されている。
巨額のマネーが費やされているわけです。
その結果、いよいよ凄まじい「崩落」となるのか否か。
正に砂上の楼閣であったことが分かるのかどうか。
・・・いよいよ、です。