楽天のショッピング・モールから離脱者が相次ぐ
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「楽天のショッピング・モールから離脱者が相次ぐ」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。
─常に上がり調子ということはあり得ないのです。
拡大するにしてもそうであって、縮小が必ず生じます。
─このことに適時的確に備えられるのかがカギです。
もっといえば「あらかじめ動くことが出来るか」なのです。
─悲しいかな、それが私たちは出来ないのです。
「このまま事態は続く」と思い込んでしまいます。
─調子が良いとなおさらです。
希望的観測(wishful thinking)から逃れられません。
─その結果、全てを失うのです。
とめどもなく落ちていくのです。
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我が国のインターネット系企業最大手「楽天」が苦境に陥っています。
「本業」であるショッピング・モールから離脱者が増えているのです。
「そこに入らなければ電子商取引が出来ない」
それが当たり前の時代がありました。
その時、「楽天」は本当の意味で”巨人“でした。
しかし今は違うのです。
プラットフォームであったものがそうではなくなる時代なのです。
全てが小型化され、ダウンサイジングされています。
しかもアップサイジングも同時に起きているのです。
その結果、中間にいる存在が全て消されているのです。
「本業」を巡る存亡の危機をどう乗り越えていくのか。
いよいよ同社経営陣の腕の見せ所となってきました。
さて、どうなるのか。
じっくりと見て行きたいと思います。