国際帝石が秋田の廃油田の復活を目指す動き
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「国際帝石が秋田の廃油田の復活を目指す動き」です。
⇒その理由は……:
─「国家意思」という単語があります。
通常は民主主義と連動して考えられています。
─しかしそれはフェイクなのです。
「作り話」なのです。
─なぜか。
その理由は「国家」の成り立ちにあります。
─民主主義は決して「国家」に先立ってはいないのです。
むしろ全く別の原理によって成立したのが国家なのです。
─その根元的な原理が全てを譲って民主政治に移行するはずもない。
すなわち根底において、しかし静かな形でそれは残っているのです。
─危機においてはそれが再び首をもたげます。
普段は民主主義であっても処理できるレヴェルなのです。
─ところが本当の危機にあってはそうはいかない。
したがって根元的な意思としての「国家意思」が浮かび上がるのです。
───────────────────────────────────
[ad#rekubig]
───────────────────────────────────
我が国において国際帝石が秋田の廃油田を復活させるといいます。
その旨、大大的に報じられています。
原油価格が崩落している今、なぜなのか。
まずは疑問に思わなければなりません。
本来ならば採算のあわない話だからです。
それなのに、何故に「廃油田」をわざわざ復活させるのか。
最新技術を試したいからなのかとも思えます。
しかし本当にそうであるのかは疑問なのです。
ただそれだけでここまで大風呂敷を広げる必要もない。
そうであれば誰が、何の目的で動かしているのか。
「その時」は着実に迫って来ています。
そしてそれに向けた準備も着実に行われています。