オバマ米大統領がキューバを米大統領として88年ぶりに訪問
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「オバマ米大統領がキューバを米大統領として88年ぶりに訪問」です。
⇒その理由は……:
─「上げて、落とす」
これが米欧の統治エリートによる世界統治の基本です。
─なぜならばそうすることによって必ずまた浮上するからです。
使いでがある存在は「上げて」「落とす」を繰り返します。
─そうではない存在は徹底して無視するのです。
あるいは逆に「永遠の」順番待ちをさせます。
─そうした中で困るのは閉じこもる存在なのです。
閉じこもられると一切「上げ」も「下げ」も画策出来ない。
─そうであるからこそ「構造改革」を米欧はいずれも主張するのです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
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オバマ米大統領が米大統領としては88年ぶりにキューバを訪問しました。
「国交正常化」に踏み切った以上、当然のようにも見えます。
しかしこれまでの米キューバ関係を振り返るとそうではないのです。
これまでキューバは徹底した「アナグマ戦略」をとってきました。
つまり米国とは少なくとも表向き袂を分かってきたのです。
そしてそうすることで自らの「構造」を徹底して守ったのです。
これに風穴を開けたのは世俗ではなく、宗教のパワーでした。
バチカンが大いに努力し、両国の関係正常化を導いたのです。
いったいなぜなのでしょうか。
何がそうした努力を行う原動力になったのでしょうか。
・・・そこに“真実”があります。
それに焦点を絞って、現在進行形の流れを見るべきです。
なぜこのタイミングでキューバの「開国」が必要だったのか。
そこには一体何があるのか?
中南米がこれからの焦点になります。