北朝鮮が六か国対話に北京で出席
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「北朝鮮が六か国対話に北京で出席」です。
⇒その理由は……:
─「そうとは見られないように静かに動く」
これが国際場裏における勝利のための鉄則です。
─決してそれほど優れてはいないと思われる方が良いのです。
「敵」が寄ってこないためです。
─あるいはもっと積極的に「無能」と考えられる方が好ましい。
なぜならばこちらの戦略が悟られないからです。
─対して、これ見よがしにひけらかすのは誤りです。
そうすることによって脆弱性をむしろ増しているのです。
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北朝鮮が北京で開催されている官民合同会議に出席しています。
六か国協議の官民版といったセカンド・トラック会合です。
気まぐれに4年ぶりの出席をしたように見えます。
まさか北朝鮮に大戦略があるとは誰も思いません。
しかし、グローバル・マクロを見ると違うのです。
「このタイミング」だからこその出席なのです。
北朝鮮の動きは実はグローバル・マクロと完全に連動しています。
そのようにして見ると、ようやく実相がわかるのです。
大事なことはただ一つ。
「本当のこと」を透徹する目を持つことです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
北京から始まった現実を・・・あらためて注視しましょう。