北朝鮮大使館員の聴取をマレーシア捜査当局が検討
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「北朝鮮大使館員の聴取をマレーシア捜査当局が検討」です。
⇒その理由は……:
─未来永劫同じ存在はこの世に存在しません。
なぜならばエントロピー増大の法則があるからです。
―放っておくと朽ちていくのです。
その結果、この世から消えてなくなります。
―そのため、何とかもがこうとするのが私たち人類なのです。
「意識」はそのためにあります。
―ただしそれが既得利権となってしまうと話は変わります。
「ルシャトリエの原理」に反することになるからです。
―その結果、淘汰されてしまいます。
それを最大限利用することこそが「統べること」の基本なのです。
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北朝鮮が窮地に陥っています。
「金正男」暗殺でマレーシアの捜査当局が動いているからです。
通常ならば不可侵であるはずの外交官にまで捜査をし始めています。
北朝鮮にとっては青天の霹靂であるはずです。
元来、北朝鮮も果たすべき役割があったのです。
そしてそれを粛々と、とりわけ東南アジアのために行ってきました。
「資金洗浄」、いわゆるマネー・ロンダリングです。
だからこそ、北朝鮮は東南アジアの庇護下にあったのです。
それが今回の動きで一変しました。
全くもって変転してしまったのです。
ここから先、「これまでの姿」に固執するのか。
あるいは局面打開のために打って出るのか。
正念場が訪れています。