北朝鮮の万景峰号がウラジオストクに入港
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「北朝鮮の万景峰号がウラジオストクに入港」です。
⇒その理由は……:
─「国民国家ありき、の世界ではない」
これがまずもって踏まえるべき基本的な認識です。
─そもそもそこには「国家」など存在しなかったのです。
したがって「国家」を前提に思考すると事実そのものを見損ねます。
─もっといえば、「国民」国家そのものがフェイクなのです。
さらに現実から遠くなってしまいます。
─立ち返るべきは「現実そのもの」なのです。
そこから“全て”が始まるのです。
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北朝鮮の貨客船「万景峰号」が再び動き出しました。
ロシアのウラジオストクに入港したのです。
「制裁」の対象であるはずなのです。
それでもロシアはこれを許しています。
なぜなのか。
これを考えるに際しても「国家」単位の思考では分からないのです。
なぜならば「制裁」を約束したのは国家であるので。
そうである時に抜け穴は一つだけあります。
それは国家「以外」のルートで動くということなのです。
約束をしていないので「制裁」は範疇外になるのです。
それではなぜ、この航路において国家「以外」なのか。
この貨客船は一体何を運び出しているのか。
「真実」の扉がそこで見え隠れしています。