我が国においてマイナス金利が導入
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「我が国においてマイナス金利が導入」です。
⇒その理由は……:
─「高貴な嘘」という言葉があります。
英語ではnoble lieと言います。
─統べる者の側が用いる言葉です。
「統治のためには嘘をついても仕方がない」というわけです。
─表向き語られる説明は虚偽ではないですが、真相ではないのです。
一般大衆はそれでもこの「表向きの説明」で納得します。
─その結果、邪魔だてされなくなり、統べる者は本意を遂げられるのです。
これが正に「高貴な嘘」の効用です。
─大事なことは「高貴な嘘」の本質を見誤らないことです。
それによって初めて、生き残ることが出来ます。
─何せ、これから枠組みが変わるのです。
統べる者は永遠に統べる側にいられるわけではないのです。
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我が国において「マイナス金利」が昨日(16日)導入されました。
表立った混乱は生じていないように見受けられます。
「要するにお金を使いなさいということだ」と語られています。
本当にそうなのでしょうか。
実際の狙いは全く別のところにあります。
鍵を握るのはインフレ率です。
そしてこのインフレ率が増大することによって局面が変わります。
「次」が見えて来るのです。
それが一体何であるのか。
「高貴な嘘」を見定めた者だけが理解しています。
このこと、こそ、今考えるべき点なのです。
それ以上でも、それ以下でもないのです。
マイナス金利という「高貴な嘘」に向こう側にあるもの?