ネタニヤフ・イスラエル首相がヤーロン国防相を更迭
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ネタニヤフ・イスラエル首相がヤーロン国防相を更迭」です。
⇒その理由は……:
─今起きていることの根元的な要因の一つ。
それが「ユダヤ問題の最終解決」です。
─そもそも「ユダヤ人の定義」からこの話は始まります。
「元来のユダヤ人」と「信仰によるユダヤ人」の2種類がいるのです。
─問題は後者の側が数の上では多いことにあります。
民主主義のルールであれば後者が優位となるのです。
─しかし「本来性」からすると、そうは片づけられないのです。
したがって前者は後者との角逐を繰り返しています。
───────────────────────────────────
[ad#rekubig]
───────────────────────────────────
イスラエルでヤーロン国防大臣が更迭されました。
後任にはタカ派で知られるリーベルマン前外務大臣が抜擢されました。
イスラエルは今、開戦の危機にさらされています。
「イスラム国(IS)」掃討を理由にロシアらが攻め込みかねないからです。
「戦乱は避けるべき」
軍部エリートたちはそう諫言してきています。
ところが「人気取り」が頭にあるネタニヤフ首相は聞く耳を持たないのです。
結果、今回の「更迭劇」となったわけです。
さらにより好戦的な政治家が後任になるという”悲劇“。
これで開戦は必至となったと見るべきです。
最終的に得をするのはなぜなのか。
何ゆえにイスラエルは戦わなければならないのか。
「見えない本当の闘い」を見据えるべき時が来ています。