県立高校入学者の全国募集を三重県教育委員会が検討
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「県立高校入学者の全国募集を三重県教育委員会が検討」です。
⇒その理由は……:
─国民国家は「人工物」です。
「自然物」ではありません。
─我が国でも国民国家形成は実に大変でした。
明治維新直後には、乱闘騒ぎすら生じたのです。
─それほどまでに「地縁的結合」というものは強いのです。
そのことをまず、踏まえておく必要があります。
─そのため、放っておくと元に戻るのです。
着実に戻ります。
─それを本来ならば当局は阻止するのです。
さもないと誰も納税しなくなるからです。
─ところがそうした流れを当局自身が押しとどめなくなったらどうか。
そんな「頭の体操」が時に必要なのです。
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三重県で大きな動きが始まっています。
県立高校の入学者を全国募集するというのです。
通常は学区域がかつては決まっていました。
人数が多かったからです。
ところが時代は変転。
現在では「才能ある者を巡る奪い合いの戦争」までが生じています。
国境をまたいでアメリカなどは我が国に人財を取りにきているのです。
国内でも動乱とならないわけがないのです。
その結果、どうなるのか。
「国民国家」というものの基盤が危うくなってきます。
統合の原理が変わるのです。
「それでもなお、ニッポンだ」と言うことが出来るのか否か。
いよいよ“その時”が訪れています。