ロンドンで不動産が”投げ売り“される展開
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ロンドンで不動産が”投げ売り“される展開」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙に至るまで律する復元力の原則です。
─一本調子ということは在り得ないのです。
必ず「変調」をし、正反対へと動き始めます。
─大事なことはその転換点を先取りすることです。
さもないと巻き込まれます。
─崩落の際の勢いは、上昇の際の勢いの3倍のスピードなのです。
巻き込まれたらばひとたまりもありません。
─繰り返し言います。
大事なことは・・・「あらかじめ転換点を先取りすること」なのです。
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ロンドンで不動産が投げ売りされていると報じられています。
いわゆるBREXITの国民投票結果を受けての動きです。
これまでイギリスの不動産は都市部を中心に高騰してきました。
「価格上昇が空恐ろしい」とずいぶん前から聞こえて来ていました。
そしてついに「その時」が来たわけです。
不動産セクターのグローバル・マネーが一気に逃げ始めています。
その結果生じることのインパクトは甚大なのです。
そうであることをあらかじめ覚悟できていたのかが問題です。
「上げは下げのため」なのです。
そして同時に「下げは上げのため」でもあります。