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原田武夫のマーケット国内外情勢

リニアモーターカーの大阪への追伸を8年前倒しする展開

2016/09/26

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「リニアモーターカーの大阪への追伸を8年前倒しする展開」です。

⇒その理由は……:

 ─世界は3つのレヴェルで構成されています。
  1つは表向きマスメディアが語る「表の世界」です。

 ─これに対して疑問を持つ人々のためにあるのが「裏の世界」です。
  インターネット上で展開されていますが、真実ではありません。

 ─さらに実際に物事を動かしている人士による「闇の世界」があります。
  閉じられたネットワークの中だけで動かされる世界です。

 ─「歴史」についても3つの構造があるのです。
  語られる史実という意味での「歴史」です。

 ─表の世界の「歴史」はある意味単純です。
  勧善懲悪で成り立っています。

 ─裏の世界の「歴史」はネガティヴな感情に満ち溢れています。
  これもまた真実ではありません。

 ─「裏の世界の歴史」こそが本物なのです。
  ところがこれはマスメディアで語られることは絶対にないのです。

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我が国においてリニアモーターカーの追伸計画が変更される見込みです。

大阪までの追伸を2045年まで、ではなく、8年前倒しにするのです。

引き算をすると2037年ということになります。

当然のことながら、表向きは「経済的な利益」が根拠とされます。

しかし本当にそれだけなのでしょうか。

そうではなくて、それ以外の理由は無いのでしょうか。

鉄道、しかも最新鋭技術のそれ、は国威の顕れでもあります。

我が国の鉄道技術は様々な重要技術の結晶でもあります。

それをどのタイミングで出すかはとても重要な話なのです。

費用面で通常ならば先送りされるのがなぜ前倒しになるのか、です。

「裏」の歴史の世界を想起する必要があります。

我が国を綴じ込んでいた何かの仕組みがはじけるのではないか、と。

はじけるタイミングだからこそ、祝典が必要なのではないか。

そのための象徴として、追伸の前倒しなのではないか、と。

先送りが好きな我が国における異様な展開。

今からその意味を考えておくべきです。


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