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原田武夫のマーケット国内外情勢

神戸製鋼で組織ぐるみで検査データねつ造と報道

これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる

⇒“今日の焦点”はズバリ:

「神戸製鋼で組織ぐるみで検査データねつ造と報道」です。

⇒その理由は……:

─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象の全てを律する「復元力の原則」です。

─上がり調子一辺倒ということはあり得ないのです。
同時に「下がり調子一辺倒」もありません。

─「上げ」ならば必ず「下がる」のです。
そのことを知らなければ全てを失います。

─一国単位でもそうなのです。
「上げ」は「下げ」へと連なる。

─感情的になってはなりません。
努力が享楽になった瞬間に全ては崩落に至るだけなのですから。

 

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我が国の有名企業である神戸製鋼で検査データねつ造が発覚しました。

「組織ぐるみ」であったと指摘されています。

他社においても続々とそれが発覚しています。

100万台以上の車両のリコールすら申請されたばかりなのです。

「ニッポン神話」が目の前で崩れ去っています。

「安全・安心」はもはや虚像なのです。

なぜこうなったのか。

そのことの検証が必要です。

それでもその向こう側での答えは決まっているのです。

「上げは下げのためである」

我が国を支えてきた製造業は怒涛の崩落へと至ります。

これは避けられないのです。

むしろ今は「下げは上げのため」でもあることを知るべきです。

そして受忍の向こう側をイメージすること。

それしか・・・ないのです。

理(ことわり)、なのですから。

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