金正男殺害について北朝鮮が反論
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「『金正男殺害』について北朝鮮が反論」です。
⇒その理由は……:
─「ポスト真実」という言葉があります。
「本当の真実性ではなく、声高か否かが真実性を決める」というものです。
─今や時代は「ポスト真実」の時代です。
結局、何が真実であるのかが混濁し始めています。
─忘れてはならないのは、それが誰かの意図によるということなのです。
偶然で生じている混濁ではないわけです。
─そして真実性が確認出来ない以上、全てが曖昧になるのです。
曖昧さはボラティリティーをもたらします。
─そう、このボラティリティーこそ狙いなのです。
「真実」を求めて私たちは逃げまどいます。
─その陰で誰が利得を得ているのか。
冷静に見据えていかなければなりません。
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北朝鮮が「金正男」殺害について反論しました。
「今こそ合同捜査が必要だ」というのです。
一方的に国際的な非難を浴びたくないということなのです。
しかし「オオカミ少年」に対する支援の声が乏しいのは事実です。
「ポスト真実の時代」の恐ろしさは正にここにあります。
絶大なる存在こそが「演出」をすればそれが真実になるのです。
喧噪の様に見えて声の小さな者は全てそこで抹殺されます。
「真実ではない」「フェイクだ」というわけです。
それでもなお「真実」を求めるためにはどうすればよいのか。
・・・”情報リテラシー“の時代がついに訪れています。